2008年10月15日

満月

200810151800000.jpgすっかり早くなった
夕暮れを追いかけるように
東の空に現れた
まんまるい月
posted by 薫 at 18:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月02日

2008.09.30 ASKAシンフォニックコンサート@大阪城ホール コンサートレポ

≪最初に≫
コンサートのレポート、という体裁ではあるが、あくまでも自分なりの備忘録です。
特に、ASKAさんのMCについては話したタイミングやニュアンスが違うかもしれないし、すべての内容を網羅しているものではありませんが、コンサートの感動を少しでも言葉で残しておきたいための手段として、書き留めたものです。
記憶違いなどがあれば、コメントで指摘していただければ幸いです。


≪セットリスト≫

♪01 birth
♪02 Girl
♪03 迷宮のReplicant
(MC)
♪04 はじまりはいつも雨
♪05 good time
♪06 抱き合いし恋人
(MC)
♪07 背中で聞こえるユーモレスク
♪08 帰宅
♪09 next door
(MC)
♪10 蘇州夜曲
♪11 C46
(MC)
♪12 心に花の咲く方へ
(MC)
♪13 UNI-VERSE
♪14 僕はこの瞳で嘘をつく
♪15 HEART
♪16 月が近づけば少しはましだろう
♪17 けれど空は青〜close friend〜
(MC)
♪18 PLEASE

(アンコール)
♪01 伝わりますか
♪02 君が愛を語れ



≪コンサート≫

大阪城ホールは、CHAGEandASKAのライブで何度も訪れた会場。
そのステージの薄い緞帳の向こうに、たくさんのイスが並べられている。
今回のツアーは、シンフォニックコンサートという、オーケストラとの共演。
私にとって、オーケストラというと、クラシックのイメージしかなく、実際の公演も経験がないので、今回が初めてのオーケストラになる。
オーケストラがポップスを演奏することは珍しくないことかもしれないが、ポップスのヴォーカリストとの共演というのは、なかなかないことではないだろうか。
でも、ASKAさんのことだから、きっと私の想像なんて軽く超えるステージを見せてくれるはず。
そんな期待に少し浮き足だちながら、開演を待つ。

開演時間を10分ばかり過ぎたころ。
薄い緞帳の向こうから、チューニングの音が聞こえてくる。
まさに、オーケストラならでは。
客電が落ちると、客席の空気が一気にステージに集中していくのが感じられる。

指揮者の藤原いくろう氏が登場し、タクトを振る。
オーケストラの奏でる音に合わせるように、薄い緞帳にASKAさんの映像が映し出される。
いくつもの映像が映し出されたあと、コンサートタイトル『ASKA SYMPHONIC CONCERT TOUR 2008 "SCENE"』の文字。
ゆっくりと緞帳が上がり、ASKAさん登場。


♪01 birth
♪02 Girl
♪03 迷宮のReplicant

クラシックとポップスでは、リズムの取り方が違う、と聞いたことがあったのだが、意外なほどに違和感がない。
いや、むしろこのスタイルでのコンサートをいつかやる、ということをあらかじめ想定していたのか?と思ったほど、気持ちよさげにマイクスタンドに手を添えながらASKAさんが歌っている。
スタンドのGブロックだったため、どの楽器がどこにいるのかまでは正直よく見えないところもあったが、センターの指揮者のすぐそばに、グランドピアノとギターを発見。
ステージの両サイドにある大きなモニターで、ピアノの澤近泰輔さんとギターの古川昌義さんを確認。
『Girl』では、古川さんのガットギターが相変わらず哀愁を帯びたいい音色を奏でる。
『迷宮のReplicant』は、ASKAソロで演奏するとは予想していなかったので、かなり驚いた。

3曲つづけて演奏したところで、最初のMC。
すでにアジアでのコンサートを終えたという話は、このタイミングだっただろうか。
「向こう(アジア)では、よく知られてる曲が中心だった」とか。
短めのMCで、早く次の歌を歌いたいように見えた。

♪04 はじまりはいつも雨
♪05 good time
♪06 抱き合いし恋人

この日は、台風に刺激された前線の影響で雨だったが、そんな天候さえも幸せな気分に変えてしまう。
やはり、『はじまりはいつも雨』は特別な楽曲だと改めて実感。
『good time』『抱き合いし恋人』とも、雨が土にしみ込むように、歌詞がするりと沁みてくるような気がした。

♪07 背中で聞こえるユーモレスク
♪08 帰宅
♪09 next door

原曲を大切にしながらオーケストラ用にアレンジされた曲たちを聴くうちに、藤原いくろう氏がとても愛情をもって今回のコンサートに挑んでくださったことが伝わってきて、とても嬉しくなった。

ここで、ステージ上に動きが。
ステージ下手から、新たにグランドピアノが運びこまれ、古川さんとバイオリンやチェロなど数名の演奏者が前にセットされた椅子に座る。
運び込まれたグランドピアノの前におもむろに座るASKAさん。
当然、客席からは期待の拍手が沸き起こるが、ASKAさんは笑いながらスタンドマイクまで戻る。
客席からは、『弾いて!』などの声もかかり、ついには手拍子まで。
『俺に弾かせるの?大変だよ?俺が(笑)』のASKAさんの言葉に、客席からも笑い声。
そのやりとりを見ていた澤近さんが笑いながらピアノの前に。
いつのまにか、藤原いくろう氏と楽団メンバーはいったん退場。

♪10 蘇州夜曲
♪11 C-46

『蘇州夜曲』のイントロが流れるやいなや、客席の期待感が一気にあがったのがわかる。
まさに贅沢な時間だ。
続けて演奏されたのが、CHAGEandASKAの楽曲である『C-46』。
これにも、少々驚いた。
でも、丁寧に奏でられる音色に、心地よくゆられてみる。
私は知らなかったのだが、飯島愛さんの本を原作としたドラマか映画の中で『C-46』が使われたのだとか。
そんな話もちらりと紹介された。

♪12 心に花の咲く方へ

最初から、オーケストラを想定していたかのような演奏に、とてもシンプルに音楽に浸っている自分に気づく。
心の芯がとてもやわらかくなるような、そんな心地よさ。

ここで、運び込まれたグランドピアノが撤収され、古川さんと数名の演奏者の椅子も撤収。
藤原いくろう氏と楽団メンバーも再びステージに登場し、ASKAさんからメンバー紹介。
藤原氏を、『バリック』なるニックネームで呼んでいると語るASKAさん。
「彼もね、意外に気に入ってくれてるみたいでさ」と言うと、
「今度、企画モノのCDを出すので、バリックの名前を使わせてもらいます」と藤原氏。
ちなみに、その由来は、藤原氏の『原』を九州では『バル』と発音することが多いので、名前の『いくろう』と合わせて『バリック』と命名したのだとか。
藤原氏のまっ白な髪やタキシードに身を包んだそのたたずまいに、なんだかとても似合っている気がして、とても素敵な名前だと思う。

バリックさん、澤近さん、古川さんとともに、パーカッションも紹介。
(すみません、パーカッションの女性のお名前を失念してしまいました・・・)
大阪シンフォニカー交響楽団にいたっては、個別に紹介しようとして会場の笑いを誘うASKAさん。
いくらなんでも、それは大変すぎます(笑)
ちなみに、パーカッションの女性とは、以前にもご縁があったようで、ASKAさんは「やっぱり繋がってるんだよな」とひとりでブツブツ言いながら納得していた。

ここで、再びチューニング。
オーケストラに不慣れな私には、かなり新鮮な光景。
ASKAさんが「ヒット曲ができました」と紹介して、次の曲へ。

♪13 UNI-VERSE
♪14 僕はこの瞳で嘘をつく
♪15 HEART
♪16 月が近づけば少しはましだろう
♪17 けれど空は青〜close friend〜

雨雲さえも吹き飛ばしてしまうような爽快感のある新曲『UNI-VERSE』。
聴いていて、とても心地よく、印象的なサビをつい口づさみそうになる。
続いては、爽快感から一転、赤を基調にした妖艶な照明にスィングジャズのようなアレンジの曲。
もしや!?というインスピレーションは的中!
CHAGEandASKAのライブでもお馴染みの『僕はこの瞳で嘘をつく』が、オーケストラとは思えないほどのアグレッシブなアプローチで繰り広げられ、客席全体が手拍子で揺れている。
隣にCHAGEさんはいないけれど、あの楽曲がこんなにも変わるなんて!
ノリにのったまま、『HEART』に突入。
そして、熱い空気をはらんだまま、一転して『月が近づけば少しはましだろう』。
『けれど空は青〜close friend〜』まで一気に走り切った。

「昔、光GENJIというグループに書いた曲が、今の自分にとても響いている」と語るASKAさん。

♪18 PLEASE

拍手の中、客席に手を振りながらステージ下手に去る、ASKAさんとバリックさん。
当然、拍手はなりやまない。

やがて、ASKAさんとバリックさんがステージに再び登場。
ステージの端から端まで手を振りながらASKAさんが一礼。

(アンコール)
♪01 伝わりますか

『SCENE』の1曲目に収録された『伝わりますか』。
イントロが始まったとたん、わぁっという声があちらこちらから聞こえたような気がした。
ちあきなおみさんに提供したこの曲、ASKAさんの声で何度もCDで聴いていたのに、その歌詞の言葉ひとつひとつが改めて沁みてきて、思わず涙ぐむ。

「ホントはいったん引っ込まなきゃいけないらしいんだけどさ。出たり入ったりする時間、もったいないでしょ?」とのASKAさんの問いかけに、客席が拍手で応える。

♪02 君が愛を語れ

シンフォニックコンサートと聞いて、私が一番にイメージした曲でもある。
ASKAさんの想いのようなものが、オーケストラの演奏を従えた力強い声に込められているのがひしひしと伝わってくる。
スタンディングオベーションの中、歌い終えたASKAさんとバリックさんが客席に手を振りながらステージ下手に去る。
楽団メンバーが動き始め、客電がともり、本日の公演の終了を知らせるアナウンスが流れた。
上質な音楽にどっぷりと浸れた、満足感に包まれていた。

このコンサートに参加できて、本当によかった。
そう思わせてくれるコンサートだった。
毎回じゃなくてもかまわないから、ASKAソロでもかまわないから、何年かに1度はまたこういうスタイルのコンサートを見たいと切に願った夜だった。
posted by 薫 at 17:53| Comment(5) | TrackBack(0) | ライブレポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。