2008年10月02日

2008.09.30 ASKAシンフォニックコンサート@大阪城ホール コンサートレポ

≪最初に≫
コンサートのレポート、という体裁ではあるが、あくまでも自分なりの備忘録です。
特に、ASKAさんのMCについては話したタイミングやニュアンスが違うかもしれないし、すべての内容を網羅しているものではありませんが、コンサートの感動を少しでも言葉で残しておきたいための手段として、書き留めたものです。
記憶違いなどがあれば、コメントで指摘していただければ幸いです。


≪セットリスト≫

♪01 birth
♪02 Girl
♪03 迷宮のReplicant
(MC)
♪04 はじまりはいつも雨
♪05 good time
♪06 抱き合いし恋人
(MC)
♪07 背中で聞こえるユーモレスク
♪08 帰宅
♪09 next door
(MC)
♪10 蘇州夜曲
♪11 C46
(MC)
♪12 心に花の咲く方へ
(MC)
♪13 UNI-VERSE
♪14 僕はこの瞳で嘘をつく
♪15 HEART
♪16 月が近づけば少しはましだろう
♪17 けれど空は青〜close friend〜
(MC)
♪18 PLEASE

(アンコール)
♪01 伝わりますか
♪02 君が愛を語れ



≪コンサート≫

大阪城ホールは、CHAGEandASKAのライブで何度も訪れた会場。
そのステージの薄い緞帳の向こうに、たくさんのイスが並べられている。
今回のツアーは、シンフォニックコンサートという、オーケストラとの共演。
私にとって、オーケストラというと、クラシックのイメージしかなく、実際の公演も経験がないので、今回が初めてのオーケストラになる。
オーケストラがポップスを演奏することは珍しくないことかもしれないが、ポップスのヴォーカリストとの共演というのは、なかなかないことではないだろうか。
でも、ASKAさんのことだから、きっと私の想像なんて軽く超えるステージを見せてくれるはず。
そんな期待に少し浮き足だちながら、開演を待つ。

開演時間を10分ばかり過ぎたころ。
薄い緞帳の向こうから、チューニングの音が聞こえてくる。
まさに、オーケストラならでは。
客電が落ちると、客席の空気が一気にステージに集中していくのが感じられる。

指揮者の藤原いくろう氏が登場し、タクトを振る。
オーケストラの奏でる音に合わせるように、薄い緞帳にASKAさんの映像が映し出される。
いくつもの映像が映し出されたあと、コンサートタイトル『ASKA SYMPHONIC CONCERT TOUR 2008 "SCENE"』の文字。
ゆっくりと緞帳が上がり、ASKAさん登場。


♪01 birth
♪02 Girl
♪03 迷宮のReplicant

クラシックとポップスでは、リズムの取り方が違う、と聞いたことがあったのだが、意外なほどに違和感がない。
いや、むしろこのスタイルでのコンサートをいつかやる、ということをあらかじめ想定していたのか?と思ったほど、気持ちよさげにマイクスタンドに手を添えながらASKAさんが歌っている。
スタンドのGブロックだったため、どの楽器がどこにいるのかまでは正直よく見えないところもあったが、センターの指揮者のすぐそばに、グランドピアノとギターを発見。
ステージの両サイドにある大きなモニターで、ピアノの澤近泰輔さんとギターの古川昌義さんを確認。
『Girl』では、古川さんのガットギターが相変わらず哀愁を帯びたいい音色を奏でる。
『迷宮のReplicant』は、ASKAソロで演奏するとは予想していなかったので、かなり驚いた。

3曲つづけて演奏したところで、最初のMC。
すでにアジアでのコンサートを終えたという話は、このタイミングだっただろうか。
「向こう(アジア)では、よく知られてる曲が中心だった」とか。
短めのMCで、早く次の歌を歌いたいように見えた。

♪04 はじまりはいつも雨
♪05 good time
♪06 抱き合いし恋人

この日は、台風に刺激された前線の影響で雨だったが、そんな天候さえも幸せな気分に変えてしまう。
やはり、『はじまりはいつも雨』は特別な楽曲だと改めて実感。
『good time』『抱き合いし恋人』とも、雨が土にしみ込むように、歌詞がするりと沁みてくるような気がした。

♪07 背中で聞こえるユーモレスク
♪08 帰宅
♪09 next door

原曲を大切にしながらオーケストラ用にアレンジされた曲たちを聴くうちに、藤原いくろう氏がとても愛情をもって今回のコンサートに挑んでくださったことが伝わってきて、とても嬉しくなった。

ここで、ステージ上に動きが。
ステージ下手から、新たにグランドピアノが運びこまれ、古川さんとバイオリンやチェロなど数名の演奏者が前にセットされた椅子に座る。
運び込まれたグランドピアノの前におもむろに座るASKAさん。
当然、客席からは期待の拍手が沸き起こるが、ASKAさんは笑いながらスタンドマイクまで戻る。
客席からは、『弾いて!』などの声もかかり、ついには手拍子まで。
『俺に弾かせるの?大変だよ?俺が(笑)』のASKAさんの言葉に、客席からも笑い声。
そのやりとりを見ていた澤近さんが笑いながらピアノの前に。
いつのまにか、藤原いくろう氏と楽団メンバーはいったん退場。

♪10 蘇州夜曲
♪11 C-46

『蘇州夜曲』のイントロが流れるやいなや、客席の期待感が一気にあがったのがわかる。
まさに贅沢な時間だ。
続けて演奏されたのが、CHAGEandASKAの楽曲である『C-46』。
これにも、少々驚いた。
でも、丁寧に奏でられる音色に、心地よくゆられてみる。
私は知らなかったのだが、飯島愛さんの本を原作としたドラマか映画の中で『C-46』が使われたのだとか。
そんな話もちらりと紹介された。

♪12 心に花の咲く方へ

最初から、オーケストラを想定していたかのような演奏に、とてもシンプルに音楽に浸っている自分に気づく。
心の芯がとてもやわらかくなるような、そんな心地よさ。

ここで、運び込まれたグランドピアノが撤収され、古川さんと数名の演奏者の椅子も撤収。
藤原いくろう氏と楽団メンバーも再びステージに登場し、ASKAさんからメンバー紹介。
藤原氏を、『バリック』なるニックネームで呼んでいると語るASKAさん。
「彼もね、意外に気に入ってくれてるみたいでさ」と言うと、
「今度、企画モノのCDを出すので、バリックの名前を使わせてもらいます」と藤原氏。
ちなみに、その由来は、藤原氏の『原』を九州では『バル』と発音することが多いので、名前の『いくろう』と合わせて『バリック』と命名したのだとか。
藤原氏のまっ白な髪やタキシードに身を包んだそのたたずまいに、なんだかとても似合っている気がして、とても素敵な名前だと思う。

バリックさん、澤近さん、古川さんとともに、パーカッションも紹介。
(すみません、パーカッションの女性のお名前を失念してしまいました・・・)
大阪シンフォニカー交響楽団にいたっては、個別に紹介しようとして会場の笑いを誘うASKAさん。
いくらなんでも、それは大変すぎます(笑)
ちなみに、パーカッションの女性とは、以前にもご縁があったようで、ASKAさんは「やっぱり繋がってるんだよな」とひとりでブツブツ言いながら納得していた。

ここで、再びチューニング。
オーケストラに不慣れな私には、かなり新鮮な光景。
ASKAさんが「ヒット曲ができました」と紹介して、次の曲へ。

♪13 UNI-VERSE
♪14 僕はこの瞳で嘘をつく
♪15 HEART
♪16 月が近づけば少しはましだろう
♪17 けれど空は青〜close friend〜

雨雲さえも吹き飛ばしてしまうような爽快感のある新曲『UNI-VERSE』。
聴いていて、とても心地よく、印象的なサビをつい口づさみそうになる。
続いては、爽快感から一転、赤を基調にした妖艶な照明にスィングジャズのようなアレンジの曲。
もしや!?というインスピレーションは的中!
CHAGEandASKAのライブでもお馴染みの『僕はこの瞳で嘘をつく』が、オーケストラとは思えないほどのアグレッシブなアプローチで繰り広げられ、客席全体が手拍子で揺れている。
隣にCHAGEさんはいないけれど、あの楽曲がこんなにも変わるなんて!
ノリにのったまま、『HEART』に突入。
そして、熱い空気をはらんだまま、一転して『月が近づけば少しはましだろう』。
『けれど空は青〜close friend〜』まで一気に走り切った。

「昔、光GENJIというグループに書いた曲が、今の自分にとても響いている」と語るASKAさん。

♪18 PLEASE

拍手の中、客席に手を振りながらステージ下手に去る、ASKAさんとバリックさん。
当然、拍手はなりやまない。

やがて、ASKAさんとバリックさんがステージに再び登場。
ステージの端から端まで手を振りながらASKAさんが一礼。

(アンコール)
♪01 伝わりますか

『SCENE』の1曲目に収録された『伝わりますか』。
イントロが始まったとたん、わぁっという声があちらこちらから聞こえたような気がした。
ちあきなおみさんに提供したこの曲、ASKAさんの声で何度もCDで聴いていたのに、その歌詞の言葉ひとつひとつが改めて沁みてきて、思わず涙ぐむ。

「ホントはいったん引っ込まなきゃいけないらしいんだけどさ。出たり入ったりする時間、もったいないでしょ?」とのASKAさんの問いかけに、客席が拍手で応える。

♪02 君が愛を語れ

シンフォニックコンサートと聞いて、私が一番にイメージした曲でもある。
ASKAさんの想いのようなものが、オーケストラの演奏を従えた力強い声に込められているのがひしひしと伝わってくる。
スタンディングオベーションの中、歌い終えたASKAさんとバリックさんが客席に手を振りながらステージ下手に去る。
楽団メンバーが動き始め、客電がともり、本日の公演の終了を知らせるアナウンスが流れた。
上質な音楽にどっぷりと浸れた、満足感に包まれていた。

このコンサートに参加できて、本当によかった。
そう思わせてくれるコンサートだった。
毎回じゃなくてもかまわないから、ASKAソロでもかまわないから、何年かに1度はまたこういうスタイルのコンサートを見たいと切に願った夜だった。
posted by 薫 at 17:53| Comment(5) | TrackBack(0) | ライブレポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月17日

古武道@神戸・松方ホールライブレポ

古武道の初ツアー、初日のレポです。
ネタバレ、満載です。
ライブまで見たくない人、ごめんなさい。
参加した人、メモもなく本人の記憶だけで書いてるので、違ってる所等があれば、ご指摘いただければ幸いです。


--------------------------------------------------------


古武道@神戸・松方ホール 2007/06/15 開場18時30分 開演19時


さて。どこから書き始めればよいのだろうか。
古武道の初ライブからもうすぐ丸一日になろうかというのに、いまだにまだあの音の余韻に浸ったまま、抜け出せないでいる。
初恋に出逢った少女のように、頬づえをついてはぼんやりとし、あのすばらしい音色を思いだしては大きなため息をついてばかり。
はっきり言ってこれは、日常生活に与える影響は最大級だ。
でも、この感動を何かに書きとめておかなければ、自然に風化してしまい、きっと私は後悔する。
なので、支離滅裂な文章になることを覚悟した上で、書きとめておくことにする。

あんなに「古武道の生はすごいよ」とさんざん噂で聞いていたし、期待も最大限に高まっていたというのに、古武道の3人(古川展生、妹尾武、藤原道山)はいとも簡単にその期待を大きく上回るステージを見せてくれた。
チェロ、ピアノ、尺八。
誰も思いつきもしなかった異色のユニットだが、これだけは間違いない。
古武道は、最強のユニットだ。

【開演前】

東京都交響楽団主席チェロ奏者の古川展生。
作曲家・編曲家であるピアニストの妹尾武。
邦楽界の第一人者である尺八奏者の藤原道山。

それぞれの名前の漢字を一文字ずつ抜き出して命名されたユニット「古武道」。
会場である神戸・松方ホールは、それぞれのファンでごった返していた。
それぞれ、ソロでこの会場を満員にできるだけの動員をもつのだから、それも当然のことか。
来場者の年齢層も幅広く、文字通り、老若男女が開演を心待ちにしている。
物販コーナーでは、古武道と各自のソロのCDとが所狭しと並べられている。
いづれかのCDを購入すると、終演後にサイン色紙がもらえる握手会があるというので、物販コーナーは人だかり。
サイン色紙には、3人の写真までプリントされているので、これはぜひとも欲しいところ。
私も、唯一持ってなかった古川さんのCDを1枚購入し、自分の席に向かう。

私の席は、1階最前列のほぼ真ん中。
実は昨年の同じ時期、藤原道山さんの「かざうた」ツアー初日もこの会場のほぼ同じ席で見ている。
相変わらず、ステージとの距離が近くて、早くもドキドキしてしまう。
ステージには、下手にピアノ(スタインウェイ製)、センターに尺八を並べる台と尺八の音を拾うであろう小さなマイク、上手にはチェロ奏者用の椅子と譜面台。
尺八とチェロの後ろには、それぞれモニタ用のスピーカーが置いてある。
会場内のほとんどの座席はすでに埋まっていて、穏やかに開演を待っている。
やがて、客席の照明が消え、ステージの照明がより際立つ。

【第1部】
ステージ下手のドアが開き、チェロを抱えた古川展生さん、尺八を抱えた藤原道山さん、妹尾武さんが登場。
白い模様の入った白いオーバーシャツに黒のパンツの古川さん。
薄いピンクのストライプに淡い青紫で花模様をあしらったような開襟シャツに黒のジャケットとパンツの道山さん。
薄いカーキ色っぽいジャケットとパンツに淡い色のシャツとシャンパンゴールドのような色のネクタイと軽く茶系がかったハンチングを被った妹尾さん。
期待のこもった大きな拍手に深く一礼して、各自セッティング。
よく見ると、尺八をのせる台は2台あり、一部が重なるように置かれている。
その上に、大小8本の尺八を並べている。
やがて、準備のできた道山さんがピアノとチェロにちらりと目線を送るが、まだ古川さんが譜面を確認している。
妹尾さんも何やらごそごそしていると、古川さんのスタンバイが整い、3人がそれぞれアイコンタクト。
そして、道山さんの呼吸に合わせるかのように、演奏が始まる。

1 WATER ISLAND
2 SASUKE

1曲目は、アルバム『KOBUDO-古武道-』の1曲目でもある『WATER ISLAND』。
尺八の澄んだ音色が会場に響きわたり、チェロの優雅な音色がそれを包みこみ、やわらかなピアノが見事な一体感を作り上げる。
なんて贅沢な音楽だろう。
2曲目は、妹尾さんが「古武道のテーマ」という『SASUKE』。
私が個人的に一番好きな曲でもあり、この曲のもつ疾走感は何度聴いてもたまらない。
生で聴くと、その疾走感はよりすばらしく、呼吸することすら忘れてしまいそうになる。
2曲を続けて演奏すると、各自マイクを持って立ちあがり、挨拶。
「こんばんは。古武道です。」と挨拶する妹尾さん。
「一番最初の『古武道です』っていう挨拶は3人揃って、って言ってたのに」と古川さんがちょっとすねたように言い、会場は笑いに包まれる。
「いや、ほら、今回初日が神戸で、僕の地元じゃないですか。すんごい緊張してるんですよ」と弁解する妹尾さん。
確かに、ソロの時より相当緊張している様子の妹尾さん。
特に『SASUKE』は普段のソロでは演奏されないような早いテンポの楽曲だし、3分8秒からのピアノソロは圧巻なので、余計に緊張していたのかもしれない。(誤解のないように付け加えるならば、もちろん、演奏はすばらしいものだった)
「古武道っていう名前は3人の名前からつけたので、まず自己紹介しましょう」と妹尾さんが促し、
「古武道の『古』、古川展生です」
「古武道の『武』、妹尾武です」
「古武道の『道』、藤原道山です」
と、各自で自己紹介すると、それぞれに大きな拍手が送られ、3人も少し落ちついた様子。
「古武道という名前でのコンサートは初めてだけど、実は以前からお互いのコンサートで一緒に演奏してたんです」と妹尾さんが説明。
「去年の夏は、九州の佐賀から鹿児島までツアーしましたよね」と道山さん。
「みんなでミニバンに乗ってね。」と妹尾さん。
「ちょっとしたバス旅行みたいで」
道山さんが千住明さんに妹尾さんを紹介されたちょうどその頃、妹尾さんと古川さんが久しぶりの再会を果たしたのがきっかけで3人が出逢ったそうで、
「せっかくだから、と千住明さんにお願いして作っていただいたのが1曲目の『WATER ISLAND』」なのだとか。
「このアルバムは、今年の1月から2月に録音したんですけどね。すごく気の合う3人なんだけど、スケジュールはなかなか合わなくて大変でしたね」と笑う道山さん。
「深夜2時とか3時とかまでやってたから、明くる日は大変でしたよ」と当時を振りかえる古川さん。
「オーケストラの人って、朝早いもんね」と説明する妹尾さん。
「ええ。公務員みたいですよ」と笑う古川さん。
深夜までのタイトなスケジュールでのレコーディングながらも、楽しげな雰囲気が伝わってくる。
アルバム制作にあたり、各自1曲ずつオリジナル曲を作ることになったと語る。
「オーケストラって、最近ではプレイヤーは作曲しないんですよ。だから、初めて作曲しました。」と古川さん。
実は、クラシックらしさにこだわりすぎてしまい、かなり苦心なさった様子。
一方、「ほかの2人が絶対に作らないような曲を作ろうと決めてた」と笑う道山さん。
「普段から(作曲は)やってるからお手のものでしょ?」と古川さんに言われて「いやいや」と照れる妹尾さん。
道山さん曰く「3人が演奏するためのアレンジはほとんど妹尾さんにお願いした」そうだ。
まったくもって、スゴイ人たちである。
このタイミングだったかは定かではないのだが、「何が緊張するって、しゃべるのは緊張するんですよ」と話す古川さん。
確かに、道山さんと妹尾さんに比べると少し口数は少ない様子。
「楽屋でね、この2人はあれこれ練習してるんですよ。何をしゃべろうかって。でも、ここでは全然関係ない話してるし」と笑う古川さん。
「では、気を取りなおして次は…」という道山さんに、「気を取りなおしてってどういうこと?」と笑いながらツッコミを入れる古川さん。
「そうそう、なんだかさっきの演奏がイマイチだったみたいじゃない」と妹尾さんまでツッコんで会場も爆笑。
道山さんも笑いながら、「では、気分も新たに、次は3曲つづけてお聞きください」と曲紹介。

3 Best Friens
4 瀧〜waterfall〜
5 My Little Songs

妹尾さん作曲の『Best Friend』、道山さん作曲の『瀧〜waterfall〜』、古川さん作曲の『My Little Songs』を続けて演奏。
『Best Friend』の演奏では、CDに収録されているあの打ちこみの音が鳴っていた。
ステージの上を見ると、妹尾さんのピアノの向こうにケーブルが見えるが、私の席からでは何が置いてあるかまでは分からない。
ただ、生楽器の音に打ちこみの音が加わって、そのことには誰もが気付いただろうけど、思わず構えてしまうような違和感はなくて、「あぁ、打ちこみの音も使ってるんだなぁ」と一瞬思った程度。
道山さんや古川さん用のモニタ(スピーカー)が客席側を向いていたので、ちょうどその音がステージの上で鳴り響いていたので、最前列ではよく聴こえたのかもしれない。
もちろん、後ろの方で聴いてらっしゃった方は、違う印象を持たれたかもしれないけれど。
『Best Friend』では、全くの個人的なイメージだが、両手を広げて青く高い空の下を風に乗って飛んでいる鳥のようなイメージが浮かび、会場の中にいるはずなのに、心を大きく解き放ったような心地よさを感じた。
道山さんの楽曲『瀧〜waterfall〜』では、長い長い尺八を使っていたので、どうやったらあの指が届くんだろう?と思わず凝視してしまい、尺八の穴が必ずしもまっすぐ並んでるわけではないという初心者的発見をして個人的に納得したり。
一方、チェロって弓で弾くだけでなく、指で弦を弾いたりもしていて、そうすると全然違う音色になるというこれまた超初心者的発見で感嘆のため息をついたり。
尺八とチェロの演奏を同時に間近で見ることなんて初めてなのだけれど、どうしてこんなに違和感がないのだろう?
個人的には、三味線と尺八という組み合わせより、よりナチュラルな気がしてならない。
もっとも、演奏者によってその音色も変わるので、誰でも…というワケにはいかないのだろうけれど。
昨年、尺八の演奏会でゲストのピアノ、というスタイルでの演奏を初めて聴いた時は、演奏している道山さんがピアノの妹尾さんにちらりちらりと視線を送っていたのだが、今回は少し違った。
もちろん、必要な部分でのアイコンタクトは3人それぞれにとっているのだけれど、どこか違う。
そして、ふと気付いた。
古武道は、3人それぞれがメインなのだ。
メインの演奏者とゲスト、ではないのだ。
指揮者のタクトに合わせて演奏するオーケストラではなく、あくまでこれはバンドなのだ、と一人で納得。
あとは、重なりあう音の波にゆらゆらと揺られて、本当に心地よい。
演奏のテクニックも当然すばらしいのだろうが、その演奏を聴きながら目を閉じて身をゆだねると、本当に贅沢だ。贅沢すぎる。
特に、チェロの音色があまりにも心地よくて、気持ちがとろけていくようだ。
3曲の演奏が終わると、大きな大きな拍手。
それぞれの楽曲を演奏したことで、3人の表情も心なしか晴れやかに見える。
「僕らのコンサートは1部、2部に分かれていて、1部は次の曲が最後です。」と妹尾さん。
え?もう第1部が終わるの?さっき始まったばかりなのに…と思ってしまった。
妹尾さんが「初日が神戸なんでね、せっかくだから神戸にちなんだ曲を…と思ったんですけど、『そして神戸』じゃねぇ…」と言うと会場中が大笑い。
「僕らのアルバムから『tonight』という曲を」

6 Tonight

私が勝手に夜の港町のイメージを持っているこの曲。
ゆったりとしたテンポで、ひたひたと音の波に身体ごと満たされていく感じが、たまらなく心地よい。
演奏を終えると、立ちあがった3人は、大きな拍手に送られて、下手のドアの向こうへ。


【休憩】

「これから休憩に入ります。休憩時間は15分です。」という場内アナウンスが流れる。
観客の多くが席を立っているようだが、すっかり音楽に浸ってしまって席を立てない。
私の左右にそれぞれ座ってる方たちも同様なのか、最前列の真ん中のブロックは誰も席を立ってない。
2列目に座っていた友人が顔を見せにきてくれたが、「大丈夫?」と笑われてしまうほど私はチェロの音色に浸ってしまっている。
そのとき、私の左側に座っている2人の女性が、以前、妹尾さんのコンサート会場でお会いした方だちだとわかり、2列目の友人を交えて4人でしばし談笑。
2列目の友人いわく「妹尾さん、譜面が紙じゃなくて電子化されてるよ」というので、ようやく立ちあがり、見に行ってみる。
すると、ピアノの譜面台に乗っているのは、いわゆる縦型の薄型モニタ。
おそらく、ここに譜面が表示されるのだろうが、休憩中なので電源が入っていなくて、どんなふうに表示されるかまでは分からない。
ふと、目をやると、ピアノの左側(客席から見て奥のほう)に小さなテーブルが置かれ、その上にノートパソコンがあった。
おそらく、先ほどの打ちこみの音はこのノートパソコンからだろう。
ということは、妹尾さんは今回、ピアニスト兼マニピュレーターなのだ。
自分の席に戻り、3人に見てきたものを報告。
2年前に、兵庫県の養父市で古武道のメンバーでのコンサートがあったのだが、隣りの席の方がそのコンサートを見に行ったということで、「遠いですよね」「電車の乗り継ぎを考えたら帰れなくなりそうなのであきらめた」「私はクルマで3時間かけて行きましたよ」など盛りあがる。
そうこうしているうちに、第2部開演のベルが鳴る。


【第2部】

客席の照明が落ち、ステージ上の明かりだけがともる。
ただ、第1部のような全体を上から照らすような照明ではなく、間接照明に近いような雰囲気。
ステージの下手のドアが開き、古武道の3人が登場。
3人とも衣装が一新している。
古川さんは、履きこんだ雰囲気のジーンズに黒いシャツのすそを出している。
道山さんは、ブルージーンズに真っ白い糸で大きく刺繍が施された白いシャツ。(シャツのすそはジーンズにイン)
妹尾さんは、白いジャケットに履きこんだジーンズ。(ジャケットの下は白いシャツだった気がするのですが、記憶が曖昧で…)
第2部を待ち焦がれた客席からは大きな拍手。
客席に深く一礼して、それぞれセッティング。
道山さんは、6本の尺八を手馴れた様子でならべている。

1 鳥の歌
2 Adagio Sostenuto〜ピアノ協奏曲第2番第2楽章〜

尺八の音は、本当に奥が深い。
音域によって、表情や音色までがらりと変わる。
道山さんの尺八を生で聴くのはまだ2回目なのにこんなことを書くには大変おこがましいことなのだが、本当にそう思う。
もちろん、道山さんのテクニックによるところが大きいのだろうけれど、目を閉じて聴いていると、奏者が何人いるんだか、分からなくなってくる。
しまいには、ホントは尺八以外の楽器も使ってるんじゃないのか?と思えてしまうくらい。
2曲を続けて演奏した後、古川さんが2曲を紹介。
「僕らの基本はクラシックなので、あえてラフマニノフなんかも・・・」というと、「僕は、ラフマニノフが好きでね…」と熱く語る妹尾さん。
こういうやりとりも、古武道ならでは。
きっと、3人とも、クラシックとかポップスとかジャンルに関係なく、音楽が好きなんだ。
「いつもはソロでやってる3人なんで、せっかくだからソロも聴いていただきましょう」と妹尾さんが切りだす。
「順番は?」
「じゃいけんで」
「じゃいけん?じゃんけんじゃないの?『い』なの?」
と妙なところで盛りあがる3人。
本当に順番は決まってないらしく、ステージの上でじゃんけんをはじめる。
「負けた人から順にやる?」と、なんだか罰ゲームの順番を決めているかのようなやりとり。
まず、道山さん1番に勝ち抜け。続いて、古川さん。
トップバッターとなった妹尾さんは、「僕は演奏だけでなく、ドラマとかの音楽もやらせてもらってます。2年前のちょうど今ごろ、『いま、会いにゆきます』というドラマの音楽をやらせてもらってまして。そのテーマ曲の『River of Dreams』を。」
2番手の古川さんは、「では、僕はチェロ無伴奏組曲第6番を。」
3番手の道山さんは、「尺八といっても、古典だけじゃないので、現代曲で『芬陀』(ふんだ)を。」


3 River of Dreams(妹尾武ソロ)
4 チェロ無伴奏組曲第6番(古川展生ソロ)
5 芬陀(藤原道山ソロ)

『River of Dreams』は、個人的に何度も聴いた曲なので、なつかしい。
この曲を聴くと、雨の風景が浮かぶのは、ドラマのせいだけじゃない。
古川さんのソロは、まさにチェリスト!といった演奏。
このすばらしさをうまく言葉で表現できないのがもどかしい。
道山さんの尺八もそうだ。
昨年見たときとは違い、スタイリッシュな印象なのは、やはり古武道だからか。
ソロコーナーの演奏を終えると、「実は今回、それぞれのHP上でリクエストを募集しまして」と道山さん。
すると、下手からスタッフがA4サイズの用紙の束を妹尾さんに手渡す。
「たくさんリクエストをいただいたんですよ」と言いながら、古川さんと道山さんに「じゃ、これ読んで」と1枚ずつ手渡す。
古川さんが読み上げたのは、『情熱大陸』へのリクエスト。
「この曲は、葉加瀬さんのコンサートで聴いてください」と言って会場は大笑い。
道山さんが読み上げたリクエストには質問も書かれていて、「マイペースのAB型の古川さんと妹尾さんに囲まれて、A型の道山さんは大変じゃないですか?」とあり、これまた大爆笑

「そうなんですよ。2人はAB型なんですけどね、3人とも結構マイペースなんで、大変ってわけでもないですね。辛かったら、続いてませんし」と笑いながら答える道山さん。
妹尾さんも1枚読み上げたものの、「しっとりした曲へのリクエストが多かったんだけど、ちょっと明るい感じの曲がいいよね」。
すかさず、古川さんが「それって、今紹介した3曲は演奏しないってこと?この3人、もしかして私かしら?ってすごく期待してたと思うよ」とツッコむ。
そうして妹尾さんが紹介したのは『琥珀の道』へのリクエスト。
2年前、養父市でのコンサートで初めて古武道の演奏を聴いた方からのリクエストで、お母様と一緒に今日のコンサートに行くのを楽しみにされていることが書かれてあった。
このコンサート、実は古武道の3人にとっても思いで深いものらしく、終演後、姫路まで戻ってきたのが深夜でそのまま姫路に宿泊。
そこで、お酒を飲みながら熱く話しこむうちに3人はより意気投合し、ホテルに戻って部屋飲みまでして盛りあがったそうだ。
「琥珀の道」は、道山さんのオリジナル曲で、養父市でのコンサートでも演奏された曲。
前日に梅雨入りしたものの、当日の開演時間にはすっかり雨もあがっていたので、イメージぴったりだ。
「では、『琥珀の道』、お聴きください」

6 リクエストコーナー〜琥珀の道

尺八とピアノで聴いた時もいい曲だと思ったけれど、チェロが入ると世界が広がる。
これぞ、まさしく古武道らしい。
演奏を終えると、「実はね、プレゼントがあるんです」と妹尾さん。
「リクエストをくれたトモコさん、どちらにいらっしゃいますか?」と会場に呼びかけ、ステージに上がってもらう。
妹尾さんから道山さんにポスターが手渡され、「3人でサインしたポスターです」とトモコさんに手渡され、会場から拍手。
ポスターには3人それぞれのサインのほか、「古武道」の文字の横に「@KOBE」と書かれ、その下に神戸市のマークである錨(イカリ)のマークまで。
こ、細かい!
さらに、妹尾さんから「海の風の香りのお香です」とプレゼント。
そして、第2部最後の2曲。
「この『My Favarite Things』は、アルバムには収録されてないんですが、先日出演したラジオ番組でも演奏したんです」と古川さん。
「それと、アルバムの最後にも収録されているモンゴルの曲で『Dagula』の2曲、お聞きください」

7 My Favarite Things
8 Dagula

コンサートとは生物(なまもの)、だとつくづく思う。
同じセットリストであっても、同じコンサートは二度とない。
高音質の音楽を聴きたいのなら、CDでもこと足りるだろう。
しかし、コンサートで生の音楽に触れなければ伝わらない何かがあるのも確か。
自室のコンポや、移動中のヘッドフォンで聴く音楽とはまた違う何かが、確かにここにある。
なんてことをぼんやり考えていた。
いや、考えるというほどしっかりしたものではなくて、感じてたといったほうがしっくりくるかもしれない。
ホントにこのコンサートを聴けてよかった。
演奏を終えると、立ちあがった3人は客席に深く一礼。
古川さんはチェロを、道山さんは最後に使った尺八を1本だけ持って下手のドアへ。
当然、客席からの拍手は鳴り止まない。


【アンコール】

それぞれにめいっぱいの拍手が、やがて一つにまとまった頃。
再び、古武道の3人がステージに登場。
「ありがとうございます」と深く一礼。
道山さんが「今宵は新月です。月にちなんだ曲がアルバムにありますので、それを。『朧月夜』」


1 朧月夜

新月ということは、本当は月の姿は見えないはず。
なのに、なぜだか、ぼんやりと浮かんだ月に照らされているような気分になる。
そうして、演奏を終えると、再び客席にお礼の言葉を残し、3人は下手のドアに去っていった。


【終演後】

客席の電気が灯ると、一斉に観客が出口に向かう。
CD購入者へのサイン色紙は先着順なので、みんな焦ったのだろう。
私は演奏に酔いしれてぼんやりしたまま、友人に連れられてごった返しているロビーへ。
すると、すごい勢いで飛びだしていった最前列のご夫婦、なんと握手会の1番前に並んでいらっしゃる!すごい!
友人に連れられて行列に並んだものの、まだぼんやりとしたままの私。
あんまりぼぅっとしているものだから、友人に散々冷やかされるものの、なかなか現実に帰れない。
列が少しずつ進んで、ようやく3人の姿が見えるところにきた。
手前から、妹尾さん、古川さん、道山さんの順に並んでいる。
また少し列が進んで、3人が握手しながら話している声が聞こえてきた。
そうだ、手紙を書いてきたのにすっかり忘れてた。慌ててカバンの中から取りだすと、握手会のテーブルまであと少し。
あたふたして、わずか2段ほどの階段を踏み外しそうになる。
自分の番になっても、まだふわふわしてて上手くしゃべれない。
妹尾さんが「あぁ、いつもありがとう」とにこやかに手を差しだしてくれたのに、焦って手紙を差しだしてしまう。
ホントに、自分で何をしゃべったか覚えてないなんて初めて。
それでも、妹尾さんはにこやかに声をかけてくれて、握手してくれた。
その様子を見ていた古川さんも、にこやかに握手してくれたが、やはりちゃんとしゃべれない。
「まだどっぷり浸かってて、なにをしゃべればいいのか言葉が出てこないんです」というと、「じゃ、僕は黙ってて余韻に浸ってもらってたほうがいいね」と古川さんに笑われてしまった。
アタフタしている姿は道山さんにもしっかり見られていたようで、にこにこしながら握手してくれた。
「すごくよかったから、絶対にこの3人で続けてくださいね」とようやく言うと、道山さんも古川さんもにっこり笑って「ありがとう」と言ってくれた。


ようやく、ここまで書き上げられた。
書き上げたのは、終演2日後の夜。
けれど、実はまだ、余韻の中にどっぷり浸かっている。

古武道。

やっぱりただ者じゃない。

posted by 薫 at 22:45| Comment(0) | TrackBack(3) | ライブレポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月03日

CHAGEandASKA Concert tour 2007 『DOUBLE』2007.05.02 神戸国際会館こくさいホール

昨日、CHAGEandASKAのライブに行ってきました。
思い出せる限りをレポにしましたが、多少記憶違いがあるかもしれませんので、あしからず。
また、同じライブに参加された方、「ここ違うでぇ」ってところがあれば、ご指摘お願いします。
かなり長編になってしまいましたが、ご了承くださいませ。


【開演前】
CHAGEandASKAとしてのツアーは、前回はデビュー25周年の時だったので、3年ぶり。
今日の会場は、三ノ宮の駅前にある、神戸国際会館こくさいホール。
ここは、震災後に立て替えられた会場なので比較的新しくきれいで、音響がとてもよくて、1階席の後ろのほうでもステージが見やすい。
客席数は2,000程度らしいが、客席は3階まであり、両サイドには中2階と中3階もある。
以前、3階席から見たら、かなりの高さにビックリしたが、やはりステージがよく見えるので、3階席だからといって客のテンションが下がることはまずない。
クラシックやオペラ向きなのか、ちょっと格式高い雰囲気で、個人的に好きな会場である。

16時からグッズ販売。
事前にFC会報とともにグッズのパンフレットも同封されていたので、欲しい商品のメモを握り締めて列に並ぶ。
買うものをあらかじめ決めている人が多いのか、私の前に40〜50人は並んでいたにも関わらず、とてもスムーズに順番が回ってきた。
余談だが、チャゲアスの場合、後日、FCのWEBサイトから自分が過去に購入したグッズが確認できたりするので、グッズ購入時にFC会員証が必要だったりする。
今回のツアーでは、会場限定販売のピックがあるため、しっかりとチョイス。
パンフレットや携帯ストラップなどを中心に最小限にとどめたつもりが、同行した友人には「ようけ買うたなぁ」と笑われた。
この段階で、16時15分ころ。
開場時間は17時30分なので、会館内の飲食店にて友人としばし歓談。

開場時間を過ぎた頃、再び会場に戻ると、すでに客いれが始まっていた。
平日なので18時30分開演なのだが、いつもより会場の客入りがかなり早い様子。
GW期間中でお休みの人も多いのだろう。
この日は、1階中ほどのかなり右寄り、通路側の2席だったので、会場内の物販コーナー近くでしばらく時間をつぶしたあと、結局18時ごろに席につく。
入場時に手渡されたチラシにアコースティックライブのことが書いてあったので、友人とあれこれ話したり、友人が25年前に行った大阪城西ノ丸庭園での野外ライブの話を聞いたりするうちに、いよいよ開演時間。

【開演】
(OpeningMovie)

チャゲアスのライブを経験されたことのある方ならご存知なのだが、チャゲアスのライブはフィルムで始まり、フィルムで終わる。アンコールはない。
以前は、ストーリー性のあるフィルムが多く、チャゲアスと親交のあるタレントさんが出演されたりしていたが、前回のツアーから少し趣向が変わり、ちょっとしたメッセージのようなものが感じられるフィルムになっている。
今回のフィルムは、真っ白な部屋にソファやテーブルが対照的に配置された別々の部屋にCHAGEさんとASKAさんがいる。
『僕たちは似ているようで似ていない』というテロップ。
いろんなアイテムに対する2人の反応が、似ているようだったり、似ていないようだったり。
ピンクのポールを投げると、別方向からボールが飛んできたり、1個投げると何十個ものボールが投げ込まれたり。
赤いロープが登場すると、ASKAさんはゴールテープに見立てて『僕は一番が好きだ』とテロップが流れると会場は爆笑。
続いて、CHAGEさんはロープを体に巻きつけて『僕は巻かれるのが好きだ』とテロップが流れ、「あ〜れ〜」と遊んで見せてまた爆笑。
そのうち、別々の部屋にいる2人がそれぞれ綱引きを始めるも、ASKAさんはいきなり手を離し、CHAGEさんがひっくり返ったり。
次は、『ライブに犬は欠かせない』というテロップ。
それぞれの部屋に、コーギーらしき犬が1匹ずつ。
戌年生まれの2人は、それぞれに犬と遊びはじめる。
それから、楽器も登場。
ギターを弾いたり、チェロと格闘してみたり。
しまいには、ASKAさんはチェロのてっぺんを持ったままクルクルとチェロを回してみせる。
テーブルの上に、カップやスプーンなどいろんな食器が雑多に置かれているのだが、2人が思い思いに鳴らし始め、やがてそれらがリズムになり、音楽になっていく。
このシーンは、見ていてゾクゾクするほど興奮した。
カラフルなソファやクッションから一転、スクリーンがモノトーンになり、ステージ衣装を身にまとったCHAGEさんとASKAさんがフィルムに登場。
客席は一気にざわめく。
2人を照らす照明が影をつくり、その2人の姿と影がアルバム『DOUBLE』のジャケットの『W』に重なり、聞きなれた曲が始まる。

♪恋人はワイン色

ステージに現れたCHAGEさんとASKAさん。
CHAGEさんは、白いジャケットに黒のパンツ。
ASKAさんは、黒のジャケットに黒のシャツ、黒のパンツと黒づくめ。シャツのセンターのボタンのライン(に見えた)の白がアクセントになっている。
バンドメンバーの衣装も、ステージの左にいるシンセサイザー・ギター・ベースは白、右にいるドラム・ギター・マニピュレーター・キーボードは黒で統一。
なぜか、いつもと逆の立ち位置、つまり左にASKA、右にCHAGEがいる。
長いことライブに行ってるけど、このポジションは初めて。

♪僕はMusic

立ち位置がいつものとおりに戻る。
3年前にリリースされたシングルだが、すごくライブ向けの曲なので、会場はすっかりリラックスした様子。
そういえば、この曲のPVは慶應義塾大学の学園祭ライブの会場で撮影されたんだったよなぁ、と思い出した。
当日、初めて聞いた曲のはずなのに、塾生(慶應の在学生)中心の客席がすごく楽しそうに揺れてる映像と、いま目の前にいる観客が楽しそうに揺れてる様子がリンクして楽しかった。

♪ボクラノカケラ

最新アルバムの収録曲。
つまり、ライブでは初めて聴くのだが、前の2曲同様、すっかり馴染んでいる。

(MC)
ここで最初のMC。
前回ツアーからの3年間に、ソロでアルバム作ったとか、軽く紹介。
ちなみに、ASKAさんはソロアルバムを作って全国ツアー。
CHAGEさんは大量の写真を元にショートフィルムを製作するという画期的なことをやってのけ、愛・地球博で公開したり、世界中のいろんなショートフィルムの賞を受賞しまくったのだが、
A「彼(CHAGE)はアメリカで賞なんかもらっちゃって」
程度のなんとも軽い紹介でおしまい。
え?あれだけいろんな賞をもらったのに、紹介しないの?
でも、あぁ、やっぱり彼らは音楽の人なんだ。とちょっとうれしくなった。
A「いつもどおり、2m10cmの距離でいくよ」
ちなみに、この2m10cmとは、ステージでのCHAGEとASKAの距離。
以前、『トリビアの泉』でも紹介されたファンなら知ってる距離。

♪パパラッチはどっち

最新アルバムの1曲目で、私が大好きな曲。
なんてったって、このせつない歌詞がいい。
個人的には、今回のツアーの1曲目?なんてひそかに期待してた曲でもある。

♪ベンチ

これまた、大好きな名曲。
ばあちゃんが海の見える丘でベンチにたたずみながら、死んじゃったじいちゃんを思い出してる・・・という曲で、言葉で説明してしまうとなんともあっけないんだけど、ポップな曲調と意外なほどにマッチしてて、ホントに大好きな曲。

♪風のライオン

イントロの出だしを聞いて、「ん?まさか!?」とビックリ。
個人的に、久しぶりに聞きたかった曲なのだが、まさか演奏してくれるとは。
というか、イントロのあの段階でこの曲と分かった自分にもビックリ。

(MC)
C「座りましょう。まだ先は長いから、筋肉休めましょう」
という声に、1曲目から総立ちだった客席が一斉に座る。
ステージ上にもスツールが用意され、2人もギターを抱えて座る。
ふと振り返ると、1階席の一番後ろの席の後ろに、立ち見のお客さんがずらり。
今回のツアーでは、「今日は何の日?」というコーナー(らしきもの)を毎回やっているらしく、5月2日生まれの有名人を紹介。
夏木マリさん、秋元康さんなどの名前が上がる。
すると、なぜか「実は、秋元康は嫌いだった」というような発言を始めるASKAさん。
「ふたりの愛ランド」がヒットしていた頃、コンサート会場に「ザ・ベストテン」の中継カメラが入ることになり、当時、番組の放送作家だった秋元さんに「CHAGEさんと石川優子さんの横に一緒に立ってくれ」と言われたのだとか。
この曲には自分は関わってないのだから・・・と断ると、秋元さんに「・・・イヤなヤツだと思われますよ」と言われたのだとか。
秋元さんに他意はなかったのかもしれないが、この発言のせいで自分にとってはすごくイヤな印象だった・・・と語るASKAさん。
ラジオ番組出演をきっかけに今ではすっかり「いい人だよ」と印象も好転したらしいです。
が、この時点ですでにASKAさんのテンションはおかしなところへ・・・
夏木マリさんの名前が挙がると、辺見マリさんと混同してしまい、「『絹の靴下』って違うだろ?」「『♪やめて〜』ってのがそうだろ?」とCHAGEさんと2人で盛り上がる盛り上がる。
結局、『絹の靴下』を歌ってたのは夏木マリさんで、『♪やめて〜』と歌うのは辺見マリさんということで決着(笑)
私世代でついて行けない歌なので、客席の大半はこの話題についていけなかったのでは・・・?
ところが、秋元さんの話で散々毒を吐いたせいか、ASKAさんが歌うモードに切り替えられなくなってしまった!
気分を変えようとドリンクを飲みに行くも、戻ってくるときにマイクにぶつかるアクシデント。
すかさずCHAGEさんに「なんでわざわざぶつかるの?こうやってフツーに座ればいいのに、なんでぶつかるんだよ!」と突っ込まれ、またしても歌えなくなる。
なんとか歌い始めたと思ったら、照明さんもちゃんと楽曲の照明に切り替えてるのに、自分で演奏ストップ。
「オレが今歌っても、気持ち入ってないってのがお客さんに伝わるでしょ?で、お客さんに伝わってるってことがまたオレに伝わるから、そうするとオレは・・・」とグルグル状態に(笑)
しまいには、「よし。次の曲いこう」と言い出し、会場は大ブーイング。
ASKAさん、自分を落ち着かせようと深呼吸するも、自分で笑い出す始末。
「じゃあ、違う曲やろうよ」となぜか『終章〜エピローグ〜』の弾き語りを始めるASKAさん。
意外な展開に思わず客席も盛り上がるが、「ちょっと待て、それ俺の歌やん」と制止するCHAGEさん。
めったにないことだから、ファンとしてはもう少し聴いていたかった気持ちも・・・
ASKAさん、ブツブツ言いながら、再びドリンクを飲みに行き、今度はマイクにぶつからないように座るも、やっぱりまだ歌えない。
挙句、「この曲、やんない!」とまで言い出して、客席まで焦る焦る(笑)
深呼吸しても、やっぱり笑っちゃうし。
あぁ、ホントにどうなっちゃうんだろう?とヒヤヒヤ。
それでも、さすがプロです。やるときゃやります。
ビシっと決めてくれました。

♪no doubt

イントロがほとんどなく、ギターとヴォーカルだけで始まるこの曲。
たしかに、あれだけ自爆したあとには歌いにくいだろうに、しっかり歌い上げてくれた。
ステージ後方のブルーの照明が綺麗だった。

♪地球生まれの宇宙人

最新アルバムに収録された曲で、「一つと一秒と一歩 昨日を楽しく語りたい」という歌詞が印象的な曲。
なんとも不思議なタイトルではあるけれど、あれだけ動揺した後にこれだけ曲に集中して歌い上げられるなんて、ある意味、宇宙人的ではあるのかも・・・なんて思ってしまった。

(MC)
C「『no doubt』の歌いだしまでが一番長かった。最長記録(笑)」

C「1979年にデビューして28年。世の中はすごく便利になって、快適にもなった。子供の頃に見た鉄腕アトムの世界がそのまま、もしかしたらそれ以上に便利な世界になった。
 でも、今も変わらないものがある。それがライブ。
 すごく面倒なんですよ。僕らも行かなきゃいけないし、お客さんもその日その時間に行かなきゃいけない。
 究極のアナログなんです、ライブって。
 でも、これがいいんです。僕らが生まれるずっと前から変わらないけど、これがいい。
 だから、これからもいいライブをやっていきます」といった内容のMC。
確かに、その時間を共有したものだけにしか味わえないからこそ、ライブは楽しい。

♪Here & There

最新アルバムから先行シングルカットされた曲。
さりげない言葉でつづられてた歌詞が、その奥深さを感じさせる名曲。

♪crossroad〜いまを生きる僕を〜

ステージ後方のスクリーンに、少女がピアノを弾いているフィルムが流れる。
CHAGEさん特有のゆったりしたメロディに、普遍的な歌詞が流れるようにしみて来る。
思わず、目を閉じて、メロディに身をまかせたくなる。

♪熱い想い

初期といっても過言でない時期の楽曲。
チャゲアスファンではない私の知人が結婚式に使ったこともあるほど、真っ直ぐなラブソング。
映画「真赤な動輪」の主題歌だった、といっても、知らないファンも多いだろう。
偶然見たこの映画のTV放映で、大陸を雄大に走るSLの映像と、この曲のスケールの大きさに圧倒された記憶がある。
今回のドラムス担当の今泉さんは、この曲が発売された頃のチャゲアスのバックバンドのメンバーでもある。
カラダの芯にまで響くドラムに、改めてこの曲のすごさを感じた。

♪PRIDE

「熱い想い」ですっかり酔いしれたところに、これまた懐かしい曲。
デビュー10周年のアルバムのタイトル曲でもある。
CHAGEさんがラジオ番組で「好きなチャゲアスの曲」ランキングを募集したところ、ファンもファン以外も圧倒的にこの曲にリクエストしたと聞いたことがある。
18年経った今でも、私の大好きな歌である。
「伝えられない事ばかりが悲しみの顔で駆けぬけてく
 心の鍵を壊されても失くせないものがある プライド」
ステージで歌う2人を見ながら、涙が止まらなかった。

(MC&記念写真撮影&メンバー紹介)
C「ライブもここでマラソンで言うところの折り返し地点」
といいながら、モニターの周りをくるりと一周するCHAGEさん。
A「俺は一番が好きだ〜」
というASKAさんに、客席は爆笑。
C「でもさ、ライブって、やったっていう証拠がないでしょ?当然、記録には残ってるんだけどさ。証拠はないんだよ。だから、証拠写真撮ろう」
と言い出すCHAGEさん。
C「あんまり照明つけないほうがいいでしょ?今、『熱い想い』とか『PRIDE』聴いてボロボロでしょ?(と涙を流した真似)写真撮るっていった瞬間、化粧ポーチ出そうとしたろ?」
客席、大爆笑。
その間、自分のデジカメで客席を数箇所撮影するASKAさん。
C「お前、何やっとんの?」とたずねるも、マイペースのASKAさん。
C「あんまり動かないでください。ブレちゃうから。タイマーだからね、俺も写るから。はい、みんな両手挙げて〜」
なぜか、「葛西だ」「原田だ」とスキージャンプの真似を始めるASKAさん。
ストロボが光る瞬間とジャンプのタイミングが合わず、一人でステージにこける。
C「お前!動くなっつったろうが!お前だけボケるんだって。」
と文句言いながら、再度撮影。
C「はい、両手挙げて〜」カシャッ!
C「これで夏ごろに警察が事聴取にきて、『アナタ、5月2日の夜8時ごろ、どこにいましたか?』って聞かれても、CHAGEandASKAのライブに行ってましたって言えるぞ。証拠(写真)がある。もし必要になったら、事務所に連絡ください(笑)」
続いて、メンバー紹介。
白組のシンセサイザー、ギター、ベースはCHAGEさんが紹介。
黒組のドラム、ギター、マニピュレーター、ピアノはASKAさんが紹介。
のはずだったが、ASKAさんがピアノを「シンセサイザー」と紹介しかけて自爆。
しかも、2回も。
挙句、茶髪だからって「ピアノ、橋下弁護士」
客席、爆笑。
A「橋下弁護士って、人気あるんだよね?ね?」
と自分で振っておきながら、なぜか客席に尋ねるASKAさん。

♪明け方の君

イントロが始まると同時に、さぁ行くぞ!とばかりに客席はオールスタンディング。
この曲も、ずいぶん前の楽曲なんだけど、ちっともそんな気がしない。
古くならない歌詞ってすごいな、と実感。

♪Wasting Time

最新アルバムに収録されている曲なんだけど、アルバムでは拡声器を通したような割れた声だった。
果たして、ライブではどうするんだろう?と思ったら、ホントに拡声器使って歌うCHAGEさん。
これは、ライブの定番曲になりそうな予感。

♪夢の番人

これまた、なつかしい楽曲。
確か、「LIVE UFO」というイベントのテーマ曲。
歌詞のちょっと不思議な世界と、楽曲の雰囲気が合わさって、私の中では人気のない夜の遊園地のイメージ。
この曲をライブで聴くのは、ホントに久しぶりなのに、気づいたら歌詞を口ずさんでいた。

♪GUYS

派手なライブ映えする曲で、ライブでの人気も高いし、盛り上がる。
この曲も久しぶりなのに、ものすごい盛り上がり。

♪Sea of Gray

実はこの曲、途中で拍子が変わるので、私はCDを聞いてても、いつもリズムを見失ってしまう。
1階中ほどの席から見える限りでは、リズムを取るお客さんがしだいに減っていったように見えた。
残念ながら、ライブだとちょっとノリにくい部分があったのは確かかもしれない。

♪YAH YAH YAH

説明不要(笑)
それまでおとなしめにノッていた観客も、サビでは拳を振り上げてノリまくる曲。

♪can do now

ちょっと骨っぽいとでもいうのかな。
ミディアムロックの、ライブで盛り上がる曲。

(MC)
昨年行った、PointGreenLiveについて語りだすASKAさん。
A「国からの依頼であのライブをやったけど、依頼がなくてもやっていた。
 ミュージシャンって集まって何かするのは得意じゃない人が多いんだけど、そのミュージシャンたちが動き出しているんだ。
 環境問題は本当に深刻なところまできていて、10年、20年、50年なんてスパンの話じゃなくなってきているんだ。ここ1〜2年、みんながそこを意識して動かなきゃ。もちろん、そんなの関係ないっていう人もいる。そういう考えの人もいる。でも、僕らは動く。そうでなきゃ、僕らはいなくなっちゃう。」といった内容の話を静かに語るASKAさん。

♪Man and Woman

この曲も、「Here & There」と同時に、最新アルバムから先行シングルカットされた曲。
「いつの日か生まれてくる自分のために」という歌詞が、PointGreenLiveのキーワードとなり、そのライブでも歌われた。

ここで、バンドメンバーが全員、楽器をおいてステージの一番前に勢ぞろい。
え?もう終わり?なんだかあっという間に感じられる。
CHAGEさんとASKAさんも一緒に、全員で手をつないで客席に一礼。
客席からは、歓声と大きな拍手がメンバーに送られる。
チャゲアスもメンバーもそれぞれにハグしている。
そして、メンバーは客席に大きく手を振りながら次々にステージを後にする。
残ったCHAGEさんとASKAさんは、それぞれにステージの両サイドまで行き、観客の歓声にこたえている。
そして、エンディングフィルム用のスクリーンがステージに下りてきた。
スクリーンには、エンドロールが流れ、スタッフや出演者の名前。
すると、聞きなれたイントロが!

♪SAY YES

薄いスクリーンの向こうにある2本のマイクスタンドに猛ダッシュ!
そのとたん、客席は歓喜の声に包まれ、ステージの2人はあの曲を歌い始める。
それにあわせるように、客席も歌い始める。
1コーラスだけだったけれど、満足度の高い「SAY YES」だった。


(EndingMovie)

CHAGEさんとASKAさんが降りたステージでは、スクリーンにステージ裏に消えたCHAGEさんとASKAさんの姿が映し出された。
カメラに向かって走りこんできたCHAGEさんは、記念撮影で使った日付と会場名が書かれたボードを抱えてスマイル。
対照的に、ゆったりと歩くASKAさん。
バックステージを歩くバンドメンバーの姿も、一人ずつ映し出される。
そして、神戸の街の風景や、「こくさいホール」と書かれた入り口で写真に納まるCHAGEさんが。
そのあとも、神戸のハーバーランドでモザイクの観覧車などを撮影しているCHAGEさん。
生田神社前でたたずむCHAGEさん。
写真が映し出されるたびに、客席からは、笑い声があがる。
私たちの見慣れた景色の中に写るCHAGEさんは、とても楽しそうで、そんなCHAGEさんを見ているだけで、自然と笑顔になっていく。

そして、スクリーンに映し出された「僕達の音楽を愛するあなた達へ」の言葉。

そうして、この日のライブは幕を下ろした。
開演18時30分、終演21時30分。
素敵な夢の3時間でした。

posted by 薫 at 22:36| Comment(3) | TrackBack(1) | ライブレポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月09日

4/7姫路Beta『復活!これがROCKだ!』

ライブに行ってまいりました。
その名も『復活!これがROCKだ!』というタイトルの対バン。
出演バンドは、ソウルジャンクションズ、スキップカウズ、ワカバ、The NEUTRALの4バンド。
18時30分開演ながら、アンコールが終わった時には22時20分を回ってました(笑)
開場は18時だったから、実際には4時間以上立ちっ放し。
・・・きつかった〜(^_^;)

まず登場したのが、ソウルジャンクションズ。
姫路のバンドらしいのですが、自分たちを観に来た観客じゃないということで、かなり緊張してた様子。
楽曲に関しては、なかなかいいメロディと思えるところもあったものの、なぜか無理やり転調して台無しになってたりして、もったいなかった・・・というのが正直な印象です。
すいません、めちゃめちゃ辛口で・・・m(__)m
あ、ギターの人のコーラスがうまかったです。

続いて登場したのは、スキップカウズ。
千葉出身のバンドらしいです。
ただ、Voのイマヤスさんに関しては名前だけはずいぶん前から知ってた。
しゃべりが面白くてラジオ番組で人気があるという程度の知識だったんだけど、さすがに10年選手です。
あのハスキーな声であれだけしっかり聴かせられるのはお見事です。
演奏も、安心して聴いてられるしね。
あと、客いじりが上手い(笑)
ライブ中に衣装変えてきたり、客席に降りて「よっちゃんイカ」配ったり、カブリモノしたり。
「よ〜しよしよし」とムツゴロウさんばりに観客の頭をなでてまわり、最前列のセンターにいたお客さんが団子にまとめた髪をつかんで急に無言になったり、ライブ後の物販担当を決めるクジをお客さんに引いてもらったり。
とにかく、客を楽しませてくれました。
アドリブで歌ったフレーズについてくるバンドもいいノリしてた^^

3バンドめは、ワカバ。
アコギを抱えた2人組です。
東京から来た(1人は静岡出身らしい)ということで、初めての姫路の客にかなり緊張していた様子。
声質も歌い方も全く違う2人ながら、あわせると不思議にいい感じ。
一生懸命生きてる!って感じの歌詞が多かったな。
ただ、ある曲で、Aメロとサビが全然うまくつながってないのを無理やりつなげたように聞こえたのが残念。
意図的にやってるのだとしたら、たぶんその意図は伝わってこなかった。
でも、MCで関西弁と播州弁の違いを尋ねたりして、お客さんの関心をうまくひきつけたりしてたかな。
姫路のお客さん、特にニュートラルのファンはあったかいんだよ^^

ちなみに、ワカバが演奏を終えた時点で、すでに21時(爆)

最後は、The NEUTRAL。
はい。私のお目当ては彼らです(笑)
姫路Beta恒例(?)、客席の後ろからしげるくん登場(笑)
・チャンスはそこだ!
・僕は空飛ぶ本屋さん
・ちびとふとっちょ
・腐葉土
・フレーフレーフレー!
・君に届け

アンコールでは、出演バンドが総出演。
ライブ前に出演した地元FM局のステッカーに4バンドがサインをして、4月生まれの観客にプレゼントすることになり、しげるくんとジャンケンしたり、みんなで『グリーングリーン』(タイトル不明?)をセッションしたりとアンコールでも大盛り上がり。
ニュートラルのライブでは、出演者と観客がみんなでしゃがんで、「せ〜の」で一斉にジャンプするのが恒例なんだけど、イマヤスさんがDrのダイちゃんに指示して、みんなで徐々にせり上がったり(笑)
ちなみに、イマヤスさんは最前列の子のお団子にまとめた髪が
相当気にいったらしく、アンコールでもいじってました(笑)
posted by 薫 at 00:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ライブレポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月23日

妹尾武『東京クリスマス』@キリスト品川教会グローリア・チャペル 2006.12.22

妹尾武『東京クリスマス』、行ってまいりました。
場所は、キリスト品川教会グローリア・チャペル。
実は、友人の結婚式以外で教会を訪れるのは、初めて。
品川駅から歩いて10分足らずと便利のいい場所にあります。
隣りには、附属の幼稚園まであり、教会の入り口には大きなリースが飾ら
れていました。
コンサートホールと違って、エントランス部分があまりなく、大きなリー
スをくぐるとすぐに礼拝堂に続く階段があります。
友人の話によると、こういったコンサートで使うことも考慮してある教会
らしく、礼拝堂に入ると、ステージ部分も広く、高い天井近くにある照明
の設備も教会とは思えないほど。
教会独特の長椅子が左右に並び、前の2列は一人用の椅子を並べてありま
した。
ちょっとしたミニホールより客席数は多く、400人程度が収容できると
のこと。
前から3列目、ステージに向かって右端が私の席でした。
周囲を見渡すと、圧倒的に女性が多く、その年代はバラバラ。
男性は女性とカップルの方以外にも、一人で見に来ている方もけっこうい
らっしゃいました。

コンサートは二部構成。
まず第1部は、黒のスーツに身を包んだ妹尾さんがひとりでステージに登
場。
オリジナル曲や想い出の曲、ゴスペラーズに提供した曲などを4曲演奏。
続いて、来年1月に妹尾さんが提供した楽曲でデビューする歌手・関根奈
緒さんが登場。
チケット発売時には予定になかったのですが、急遽、出演が決定したよう
です。
緊張した様子ながらも、「WhiteChristmas」とデビュー曲
「ひまわり」を妹尾さんのピアノで歌い上げていました。
関根さんが去ったあと、妹尾さんのオリジナル曲とゴスペラーズに提供し
た曲を演奏。
いつもながら、あっという間に第1部終了。

10分間の休憩の間に、「妹尾ちゃんとつくろう」のリクエスト用紙が回
収される。
このコーナー、いわゆる即興コーナーなのですが、お客さんがリクエスト
したフレーズをモチーフに、妹尾さんが即興で演奏してくれるという、な
んとも贅沢な名物コーナーなのです。
いつもなら、会場のお客さんに挙手してもらって妹尾さんが指名するので
すが、今回はリクエストするフレーズを紙に書いておき、妹尾さんが抽選
で選んだ2曲を演奏することに。
しかも、今回は選ばれた人には後日、プレゼントが届くというおまけ付き

みんな、必死に五線譜に音符を並べていました。

第2部が始まると、まず妹尾さんが真っ白なスーツで登場。
すぐに紹介されて呼びこまれたのは、ボーカル・グループ「BabyBo
o」の5人。
「TheChristmasSong」「明日に架ける橋」、妹尾さんが
作詞・作曲して提供した「We
are〜僕らはここにいる〜」の3曲を妹尾さんのピアノで歌いました

BabyBooのメンバーは、客席から見てステージの右側に立っていた
ので、私からはとてもよく見えました。
実は、BabyBooも今回のコンサートの直前になって、ゲスト出演が
決まったのですが、BabyBooのBlueNoteツアーに妹尾さん
が参加していたこともあり、ピッタリと息の合った演奏と歌を聞かせてく
れました。
BabyBooがステージを去ったあと、先ほど用紙を回収した「妹尾ち
ゃんとつくろう」コーナー。
ちなみに本日は、「クリスマス即興大会」と銘打ってありました。
抽選箱に入れられたリクエストカードを妹尾さんがマイク片手にガサゴソ
と探り、「一番下を取ろうかな」などボソボソ言いながら抽選。
見事、その幸運に恵まれたふたりは、どちらも都内在住の方でした。
それにしても、いつも不思議に思うのですが、リクエストされたバラバラ
の音が、妹尾さんの手にかかると見事な曲に姿を変えるということ。
ホント、その場限りの即興なんてもったいない・・・
即興コーナーが終わると、CD化されていないオリジナル曲を1曲演奏。
続いて招きいれられたのは、スペシャルゲストのチェロ奏者・古川展生さ
ん。
学生時代に行きつけの店で知りあったというふたりは、リラックスした様
子でしばしトークタイム。
知りあった頃に、「CDデビューしたら一緒にやろう」という約束を見事
に果たした古川さんを「友情に厚いやつなんですよ」と賞賛。
まず妹尾さんのオリジナル曲を1曲共演。
古川さんのソロで1曲演奏したあと、妹尾さんが「曲順を間違えた」と告
白して会場は思わず爆笑。
「時間押してるのかと思ったよ」と笑い飛ばす古川さん。
古川さんのチェロを生で聴いたのは初めてだけど、こんなに表情豊かな音
色とは知りませんでした。
しかも、妹尾さん曰く「イタリアのテキヤ風(笑)」といういわゆるイケ
メンでも有名な古川さん。
妹尾さんのファンの中にも古川さんファンは多いのです。
なんとも言えない、艶っぽいチェロの音色はとても魅力的でした。
古川さんがステージを降りたあと、ひとり残った妹尾さんは、ドラマ「い
ま、会いにゆきます」の主題曲をクリスマスバージョンで演奏して、第2
部が終了。

アンコールを求める拍手に迎えられ、再び妹尾さんがステージに登場し、
客席に向かって深々と一礼。
ゴスペラーズに提供した「永遠に」のピアノバージョンと、オリジナル曲
を演奏。

終演後、サイン会には長い長い列ができていました。
ひとりひとりと言葉を交わし、サインと握手をする妹尾さん。
私たちが最後のグループだったのですが、にこやかに手を振って見送って
くださいました。


教会をあとにして、品川駅方面へ歩きながら、全員が余韻に浸ってしゃべ
らずにふわふわとした状態(笑)
品川駅前に戻ったら、22時半を大きく過ぎていたので、近くのファミレ
スにて遅い夕食をとりながら、あれこれとコンサートの話で大盛り上がり

「メリークリスマス!」と言いながら、友人たちを品川駅で見送りました
posted by 薫 at 02:59| Comment(6) | TrackBack(0) | ライブレポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月29日

今になってあれこれ…

ゆうべ、妹尾武さんのライブのレポをようやく書き上げたばかりなのに、早くも
「あぁ、あれを書き忘れた〜」
「あぁ、これも書けばよかったなぁ」
とか、いろんなことを思い出しています。
まぁ、まとまりのない文章があれ以上長くなると、読んでくださる方(そんな方はいるのか?)にとっては迷惑以外の何物でもないので、今更付け足すなんてことはしないつもりですが(笑)

たとえば…
・リクエストコーナーで、「オトナのサザエさん(笑)」を弾いてくれた
・横浜では「キャンディ・キャンディ」を弾いたと言って会場が大笑いした
・第2部の始まる直前に矢島さんが水の入ったペットボトルをピアノの足元に置きにきた
・リクエストコーナーでマイクが故障(バッテリー切れ?)して、ホテルのスタッフがマイクを交換してくれるまでの間、妹尾さんは少し大きな声で話してくれた
・ゴスペラーズの新曲へのリクエストには、「これはね、ちょっと待ってね」とさりげなくかわしていた
などなど。
ま、些細なことなのかもしれませんけどね。
なにせほら、備忘録ですから、書き出したらキリがなくて(笑)

そうそう。
番外編(?)としては、ライブ前日のゴスペラーズのラジオで、モモ太郎さんのメール(?)が読まれて、「モモ太郎」というハンドルネームでメンバー5人がやたら盛り上がり、番組終了と同時にモモ太郎さんにゴス友さんたちからのメールが殺到し、モモ太郎さんは寝不足だったとか。
私は残念ながら、聞き損ねてしまいましたが、かなり盛り上がったそうです。
すごいですねぇ。
ぜひ、聞いてみたかった(笑)
posted by 薫 at 14:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ライブレポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月28日

2006/10/22 妹尾武「港めぐり」ツアー2006@神戸ポートピアホテル

お待たせいたしました。 ←誰も待ってないって?(笑)
先日の妹尾さんのライブレポが完成しました。
はっきり言って、長いです(笑)


*********************************

2006/10/22(日) 妹尾武「港めぐり」ツアー2006@神戸ポートピアホテル
Open 18:30 Start 19:00

≪開演前≫
妹尾武さんの「港めぐり」ツアー最終日。
今日の会場は、神戸・ポートアイランドにある神戸ポートピアホテル。
三ノ宮駅前からホテルのシャトルバスに乗り込む。
シャトルバスの窓から見る景色に、いろんなことを思いだしていた。
このポートアイランド(通称ポーアイ)と、六甲アイランド、今年開港した神戸空港は、いずれも人工島だ。
そして、このポーアイは25年前、「ポートピア'81」という博覧会で盛り上がっていた。
たしか、神戸市の黒字行政が注目を集め、「株式会社・神戸」などともてはやされたりもした。
私も、学校からバスでその博覧会見学に行った記憶がある。
赤い神戸大橋を渡ってポーアイに入ると、地元の風景とはまるで違う、きれいに区画整備して造りあげられた真新しい街並みがとても新鮮に感じられたことを思いだした。
あれから、25年。
震災によるあまりに大きすぎるダメージ、液状化での被害による人口減少、仮設住宅での相次ぐ孤独死、不景気による企業の撤退、など、いろんなことがあった。
ポーアイにあった遊園地の神戸ポートピアランドは、入場者減少による赤字が続き、今年3月末で閉園した。
人口島を作るために、埋め立て用の土砂を海底から掘り上げ続けた赤いベルトコンベアもすでに撤去され、須磨海岸に突き出したた。
神戸の街も、いろんなことがあったんだ。
すっかり暮れた街並みを見ながら、ぼんやりとそんなことを思っていた。
やがて、バスは神戸ポートピアホテルの前へ。

≪開演前≫
開演1時間前に会場である神戸ポートピアホテルに到着。
しばらくうろうろするうちに、モモ太郎さんとお友達に遭遇。
一緒に、会場のある南館16Fへ。
エレベーターを降りるとすぐに、ホテルのスタッフに出迎えられてちょっと驚く。
終演後、サイン会があるというので、グッズ販売のテーブルをのぞく。
並んでいるCDについて矢島さんにあれこれ質問しながら、ようやく1枚のCDを選んで購入。
会場に入ると、正面の一段高いステージには真っ白なグランドピアノ。
5〜6列ずつ5つのブロックに分けられた客席。
披露宴で使うような背もたれの高い椅子がずらりと並び、それぞれに「妹尾武港めぐりツアー2006 2006.10.22」と座席番号が記された紙が背もたれに貼ってある。
前から3列目のほぼ真ん中の私の席からは手元はギリギリ見えないけれど、演奏している妹尾さんの姿はよく見せそうだ。
いつものライブ会場と違って、会場以外に待合室があって、テーブルやソファがいくつも用意され、観客がそこでくつろげるようになっている。
ホテルでのライブということもあってか少しドレスアップした方もあり、さながら披露宴の親族控え室のよう。
まわりを見渡すと、あちらこちらに年配のご夫婦らしきカップルも何組か見受けられる。
待合室の前には、特設のドリンクバー(有料)があり、コーヒー・紅茶やソフトドリンクのほかに、「夜間飛行」など妹尾さんの曲のタイトルにちなんだカクテルまで用意されている。
こんな日に限って、帰りに自分で運転しなければならないのが悔やまれる。
開演時間が近づき、自分の席に戻ると、隣りにはモモ太郎さんとお友達。
別々にチケットを取ったのに、モモ太郎さんと隣り合わせるという偶然は、去年の「港めぐり」ツアーの布引ハーブ園以来2度目。
ホントに、縁って不思議です。

≪第1部≫
客電が少し落ちると、会場の窓のカーテンが自動で上がり、窓の外に夜景が。
会場から感嘆の声が上がる中、ステージ左手から真っ白なジャケットとスラックスに白いハンチングを被った妹尾さん登場。
白い衣装のせいか、かなり日焼けしているように見える。
客席に向かって深く一礼して、ピアノの前に座る。

♪1.材木座海岸
♪2.Lately

2曲の演奏を終えると、拍手の中、立ち上がった妹尾さんは「こんばんは。妹尾武です。」と挨拶を始める。
が、すぐに「緊張してるんで、ちょっと座ります」とピアノの前に座る。
相当、緊張している様子。
「ご存知の方も多いと思うんですけど、僕は地元出身で、だから余計に緊張してます。」と照れ笑いしながら話す。
ポートピアホテルが開業25周年だとか、ホテルの近くのポートピアランドが閉園してしまったこと、実は中学生の頃にそのポートピアランドで女子とデートしたことなど、地元ならではの話をされる妹尾さん。
「ピアノのコンサートだから、咳したらアカンとか気にする方もあるみたいだけど、大丈夫ですよ。リラックスして楽しんでください。」というような内容のMCで客席をリラックスさせてくれる。
そして、1曲目の「材木座海岸」がオリジナル曲であると紹介。
大阪にあるFM802というFM局のDJヒロ寺平さんの番組に何度もリクエストして、ようやく1度だけかけてもらえたのが2曲目に演奏したスティービー・ワンダーの「Lately」だというエピソードも話してくれた。
(ちなみに、前日の横浜では、「港がみえる丘」を演奏したそう)
そして、「ゴスペラーズの村上てつやくんと作った曲と、もう1曲」と次の曲を紹介。

♪3.残照
♪4.Don't know why

「Don't know why」ではなんと、弾き語り。
妹尾さんの歌を聴けるのって、ホントにめずらしい。相変わらずいい声で、ピアノ同様、私は好きです。
ホントに、心地よいピアノの音色にすっかり癒されたところで、おなじみの「妹尾ちゃんと作ろう」コーナー。
いち早く手をあげた方を妹尾さんが指名すると、「ふたりでもいいですか?」
「いいですよ。」と妹尾さんが声をかけると、ステージから見て右手の後ろの方の席から女性ふたりがステージへ。
「ペンネームでもいいので、お名前を」
と妹尾さんが訊ねると、それぞれに姓を名乗るおふたり。
「今日はどちらから?」
「京都です」
「湯豆腐、おいしいですよねぇ」
「私たち、姉妹なんです」
「え…?あ、そうか。ご結婚されて名字が変わったんですね。あー、そうか。」
どうやら妹尾さん、おふたりの名字が違ったので一瞬だけ「?」と不思議に思った様子。
ピアノの前に座り、ふたりで2音ずつ鍵盤を押さえる。
「どんなイメージで?」と妹尾さんが訊ねると、
「夕暮れを見ながら初恋のことを思いだしてる感じで」とすらすら答える女性に
「え?ちょ、ちょっと待って。それって、あらかじめ考えてきてるんですか?」とあわてて訊ねる妹尾さん。
「はい。ちょっと前からあれこれ考えてました(笑)」
「さすが、関西の人はおもしろいわぁ」と笑う妹尾さん。

♪5.妹尾ちゃんと作ろう1

初恋というキーワードを意識してか、やわらかな曲。
照明も、ピンクっぽいかわいらしい色で、曲によく合っている。
いつも思うことだけど、これが即興だなんて信じられない。
「では、もう一組…」という声に、会場のあちらこちらで手が上がる。
誰にしようか迷ううちにもどんどん上がる手が増えていく。
「今日は、挙手率高いなぁ」と笑う妹尾さん。
「さっきは右のはしだったから、じゃぁこっちのはしの方」
と妹尾さんが指差したのは、ステージから見て左手のブロックの女性。
またしても、「ふたりでもいいですか?」という声に、「いいですよ。ふたりのほうが勇気でますよね」
ステージに上がったのは、市内の兵庫区から来た女性ふたり。
ピアノの前に座ると、ひとりが3音鍵盤を押さえて、もうひとりが1音。
妹尾さんが「え?3対1??」と驚く声に、会場からも笑い声。
「そうかぁ。3対1かぁ。」と何度も繰り返す妹尾さん。
イメージは「湾岸ハイウェイを走りながら聴くのにいい感じで」というリクエストに、かなり思案しながら弾き始める。

♪6.妹尾ちゃんと作ろう2

ちょっと秋めいた雰囲気の曲。
照明も、さきほどの曲とは違って落ちついた色遣い。
「湾岸走りながら、っていうのとはちょっと違うけど、なんとかできました」とおっしゃってたので、かなり苦戦した様子。
個人的には、あの4音にはこの雰囲気のほうが合ってる。
いやはや、それにしてもすごい人です、妹尾さんって。
即興コーナーが終わると、第1部最後の曲。
「次が第1部最後の曲です。休憩の間にリクエスト書いてくださいね」と妹尾さん。

♪7.赤とんぼ

アルバム「HOME WAY」に収録されたこの曲。
私はライブで聴くのは初めてだった。
曲に合わせて照明が自然に変わり、存分に曲の世界に浸れる。


≪休憩≫
客電がついて、客席がやわらかく照らされる。
あわてて、リクエスト曲を用紙に書きこむ。
会場のカーテンが上がっていて、窓の外に明かりが見える。
矢島さんをはじめ、スタッフの方がリクエスト用紙を回収している。


≪第2部≫
第1部同様、ステージ左手から登場するだろうと思って見ていると、ざわめきと共に客席が振り向いている。
そちらに目を向けると、なんと会場の後ろ中央のドアから、妹尾さん登場。
さながら、お色直しの終わった新郎のような登場シーン。(だけど、衣装は第1部と同じ白い衣装だったと思う…)
ステージ手前に用意されたステップ台は使わずに、30cmちょっとはありそうな段差をヒョイと上がってステージへ。
客席に向かって深く一礼すると、大きな拍手。

♪1.海に続く道

「妹尾武です。ま、ここで1部と違う人が出てきても困るんですけど」と客席を笑わせる妹尾さん。
昨年の夏、夏季限定ブログを開いていたこと、そのブログで最後に「海に続く道」というタイトルの曲を書くと約束したこと、よく分からずにブログを閉じてしまい何も残せなくて悔やんだことなどを語る妹尾さん。
仕事以外では機械に疎くてブログといってもどうなるかと思ってたけど、今年は夏が終わっても続けようと決めたことも話してらっしゃった。
約束どおり曲を作ったことについては、自ら「有言実行」とおっしゃっていた。
ちなみに、私はこの曲を初めて聴いた。

♪2.The Shadow of your smile
♪3.Early Autumn

「The Shadow of your smile」では、またもや弾き語り。
2曲も弾き語りなんてホントにうれしい。
しかも、あんないい声で英語の曲を歌うなんて、妹尾さん、素敵すぎて反則です(笑)

♪4.リクエストコーナー

ホテルのスタッフの方が、小さめの茶色い紙袋をステージ上の妹尾さんに手渡す。
すると妹尾さん、「重っ」。
会場は思わず大笑い。
紙袋の大きさの割に、ぎっしりとリクエスト用紙が収められてた様子。
「いつも長くなってしまうんですよねぇ」と言いながら、せっせとリクエスト曲を読み上げている。
ちらっと弾いてくれた曲は…
・大江千里さんの「六甲おろし吹いた」を弾き語り(歌マネ?)で(「千里さんの曲で『塩屋』って曲もある」とも紹介)
・松田聖子の「赤いスイートピー」のイントロだけ(イントロ4小節とエンディングのコードだけ弾いて「終わっちゃった(笑)」)
・SMAPの「世界にひとつだけの花」
・ゴダイゴの「銀河鉄道999」
・高橋真梨子さんの「枯れない花」(「高橋真梨子さんもこのポートピアホテルでディナーショーなさるそうです」と妹尾さんからインフォメーション)
・戦場のメリークリスマス
・寅さんのテーマ?「男はつらいよ」(意外な選曲に、会場はとても楽しげな雰囲気になりました)
・平井堅さんの曲(タイトル失念…)
・クラシックの曲(ショパンだったような…?)
などなど。
弾いてない曲についても、「あ〜、これは微妙だな」「この曲はちょっと自信ないですね」など独り言のようにつぶやきつつ、リクエスト用紙をめくる。
アン・ルイスの「グッバイ・マイ・ラブ」には、「おぉぉ。『六本木心中』なら分かるんだけど、この曲は…微妙だなぁ」と却下。
(ちなみにこれ、私のリクエストでした。残念!)
槇原敬之さんの「冬が始まるよ」のリクエストには、「この曲を聴くと、ビールが飲みたくなる(笑)」そうで、先日からの漫画家・松本零児氏とのトラブルを思いだして「マッキーも大変だよね」と一言。
で、そのあと「銀河鉄道999」のリクエストに「お、さっきのマッキーとつながったね」と笑い、「ゴダイゴってポートピア(博覧会)の曲も歌ってたよね」と言いながら、「銀河鉄道999」を弾いてくれた。
「いま、会いにゆきます」へのリクエストには、「この曲はね、あとでやります」と自らネタバレ?
ほかにも、いろんなリクエストがあったけど、私のつたない記憶では思いだせなくて…
たぶん、予定時間をかなりオーバーしていたのではないかと思う。
(時間を計ったわけではないけれど、今まで参加した中で、一番長いリクエストコーナーだった)
最後の1枚までちゃんと目をとおし、「たくさんリクエストしてくれてありがとうございました」と言って、リクエスト用紙を紙袋に戻し、「ここに置いといていいのかな?」とそっとステージの床に置いた。
いつも以上に盛りだくさんなリクエストコーナーだった。
「今日は、『夜間飛行』とか僕の曲にちなんだ名前のカクテルを用意してくださってるらしいんですけど、飲んだ方いらっしゃいますか?」という問いかけに、会場のあちらこちらから手が上がる。
私の隣りに座っていた女性2人も召し上がったらしい。
(このあと、私は自分で運転しなきゃいけなくて飲めなかったのが残念!)
「この曲(『夜間飛行』)、仮タイトルは『ムーンライト・六甲』だったんですよ」と観客を和ませる妹尾さん。
「僕がインディーズで出したCDに『メリケンパーク・ノベレッティ』っていう神戸の曲があるので、この曲とメドレーで」

♪5.メドレー
 メリケンパーク・ノベレッティ〜夜間飛行

秋の夜にピッタリな2曲。
お酒を飲みながら聴けたら、とても贅沢な時間だなぁとひとりで夢想。
リクエストコーナーでの予告?どおり、次はドラマのあの曲。

♪6.River of Dreams

雨の季節ではないので、聴けるとは思ってなかったこの曲。
メロディのやさしさがホントにしみる。
いよいよ、最後の曲というとき。
最近は結婚式で使われることが多いけど、実は神戸製鋼ラグビー部だった林敏之氏が引退するときに作ったという「永遠に」にまつわるエピソードを紹介。
「今日演奏する曲をホテルの部屋で考えてたら、その林さんから電話があってね。それで、この『永遠に』を演奏することにしました」
そしてなんと、「今日、林さんが会場に来てくださってます。」
どよめく客席に向かって、妹尾さんが「林さん、よかったらステージへどうぞ」と呼びかけると、ちょうど客席の真ん中あたりで立ちあがる人影。
盛大な拍手に迎えられ、林敏之氏がステージに上がると、妹尾さんとがっちり握手。
改めて林氏を紹介し、「一緒にお酒を飲んだりしていただいてるんですよね」と妹尾さんがマイクを向ける。
マイクを受け取った林さんは、「はじめに手紙をもらった時は驚きましたね。それで一度会いましょうと。初めて会ったとき、店に入ってくる人を見て『あぁ、この人は違うな』と思ったら実は彼でした(笑)それからの付き合いで東京ではよく飲みに行くし、僕らの仲間の曲も作ってもらったりしてね。でも、コンサートは初めてなんですよ。飲みに行った店にピアノとかあると、うれしそうに弾いてるのは見たことあったけど、こういう場で弾いてるのは初めて見ました」
饒舌に語る林さんにかなり照れた様子の妹尾さんは、林さんからマイクを受け取って「今日はありがとうございます」と林さんに向かって礼を述べる。
客席に戻る林さんに再び盛大な拍手。
「僕が合図したら、分かる人は歌ってください。転調が2回あるんですけど、2回目の転調のあと、『今あなたのために〜』のとこから。いきなり言っても、みんなすごい優秀でどこかの合唱みたいだから」というようなことを客席に向かって妹尾さんが言う。
客席は驚いた様子もなく、妹尾さんは静かにこの曲が弾き始める。

♪7.永遠に

約束どおり、2回目の転調のあと、妹尾さんが客席に顔を向けると、客席全体から歌声が。
妹尾さんの歌に合わせて、みんなが歌うメロディで会場が埋め尽くされる。
ゆるやかに、潮が満ちるような穏やかさに会場が包まれる。
演奏を終えると、立ち上がって客席に向かって深く一礼する妹尾さん。
盛大な拍手の中、客席を抜けて後方中央のドアへ消えた。
拍手がおさまり、会場のあちこちから感嘆のため息が聞こえて少しすると、誰からともなくアンコールを求める手拍子。


≪アンコール≫
ほどなく、客席後方のドアから再び妹尾さん登場。
手拍子が拍手に変わる。
ステージに上がると、客席に向かって深く頭を下げる。
「ありがとうございます。実は時間もかなり押しちゃってるみたいで…」と言いながら、「いつもは最後に『星霜』という曲を弾くんですけど、僕も震災で親友を亡くしてまして、その時に作った曲を今日は最後に弾きたいと思います。」

♪1.Nostalgia.

演奏を終えると、「今日はありがとうございました」と言って一礼。
大きな満足感の溢れる拍手の中、客席後方のドアへ妹尾さんは姿を消した。


≪終演後≫
客電がつき、観客の多くが会場をあとにする中、余韻でしばし席を立てない。
ようやく、気持ちを落ちつけて席を立つ。
ケイコさんもまだ会場内にいたので、彼女の席まで行くと、ケイコさんの隣りに美青さんが。
ケイコさんが来神していることは知っていたけど、美青さんも一緒だとは知らなかったので、思いがけない対面に大喜び。
サイン会は、開演前に待合室となっていた部屋で行われていた。
その部屋の片隅で、林敏之氏がソファに腰かけて、即興コーナーの2組目の女性たちとお話しをなさっている。
ずらりと並んだサイン会待ちの列に驚いた様子の林さん。
ひとりひとりと話しながら、丁寧に対応している妹尾さん。
長い長い列が少しずつ短くなり、私の番まであと数人となり、妹尾さんの話し声が少し聞こえる距離に。
ちらっと聞こえる話によると、大学の室内楽でクラリネットをやってる方と話が弾む妹尾さん。
サインに添える名前を訊ねて、さらさらとペンを走らせている。
楽器ができる人ってすごいなぁと思いながら、待つことあと数人。
ようやく自分の番になり、妹尾さんの前へ。
サインしてもらうCDのブックレットを示すと、「名前は?」と問われる。
名前とその漢字を答えると、「いつもブログとかに書きこみしてくれてるよね」と言われる。
「いえ、書きこみしたことはあるけど、本名ではないですよ」と答える。
「あれ?じゃ、どんな名前で?」と聞かれたので、ハンドルネームを答えると、
「あ〜!チャゲアスが好きな○○○○さん!それから〜」などなど明らかに私と特定できることをいくつか言われて、驚く。
「せっかくだから、その名前も書こう」と、CDのブックレットにハンドルネームまで書いてくれた。
「うわっ、妹尾さんすごい!これ、間違える人が多いんですよ。覚えてくれてるんですか?」というと、
「あったり前やん〜。」と得意満面の妹尾さん。
実は、私がいつも妹尾さんのブログなどに書きこむ時のハンドルネームはひらがなとカタカナが混在しているので、書き間違えられることが多いのだけど、なんと妹尾さんはいとも簡単にそれをきちんと書いてくれたのだ。
いやはや、ハンドルネームだけでなく、そのほかのことまで覚えていただいてるなんて…
ホントに思いもしなかったので、恥ずかしいやら照れるやら…すっかり慌ててしまいました。
妹尾さん、ありがとうございました。


≪SetList≫
第1部
1.材木座海岸
2.Lately
3.残照
4.Don't know why
5.妹尾ちゃんと作ろう1
6.妹尾ちゃんと作ろう2
7.赤とんぼ

第2部
1.海に続く道
2.The Shadow of your smile
3.Early Autumn
4.リクエストコーナー
5.メドレー
 メリケンパーク・ノベレッティ〜夜間飛行
6.River of Dreams
7.永遠に

アンコール
1.Nostalgia.


posted by 薫 at 22:12| Comment(2) | TrackBack(3) | ライブレポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月16日

2006/06/23 藤原道山「かざうた」コンサート@神戸新聞松方ホール

大変長らくお待たせしました。
道山さんのコンサートのレポです。
と言っても、コンサートに行ってから3週間以上経ってしまいましたが・・・

※自分の記憶を頼りに書いたレポならぬ備忘録なので、演奏曲・曲順・MCなどに勘違い・思い違いがあるかもしれません。
 ご指摘等ございましたら、コメントいただけるとありがたいです。




レポを読む(ネタバレ含む)
posted by 薫 at 00:56| Comment(2) | TrackBack(0) | ライブレポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月15日

MyGameIsASKA@神戸国際会館こくさいホール2006/03/13

ようやく、ASKAのMyGameIsASKAツアーに参加してきました。
とはいっても、ツアーも残り2本。
すでにセットリストはあちこちで出てるようですし、
(下手するとオフィシャルにも出るかも?(笑))
今回はレポというより、私の個人的な感想を書いてみようと思います。


姫路から参加の友人とJRの車内で合流して三ノ宮に到着したのが16時
少し前。
今回はあまり欲しいグッズがないので、通販は利用せず開場前にパンフレ
ットとストラップなどを購入。
ZEPP大阪でのCHAGEさんのイベント時に知りあった方(Nさん)
にメールしてから、地下にあるイタリアンのお店で軽く腹ごしらえ。
そのお店で、Nさんと無事に再会。双方の友人も含めてあれやこれやお話
させていただきました。
その後、私と友人はNさんたちより一足早くお店を出て、会場へ。
当日は月曜日ということもあり、やや客入りの出足が遅い様子。
定刻を10分過ぎてもまだ始まらない。
18時45分、ようやく音楽が始まるものの、客電はついたままの状態が
しばらく続く。
あぁ、今日はASKAソロだからオープニングムービーはないんだっけ。
そんなことを考えているうちに、客席が暗くなり、薄い緞帳の向こうに
ASKA登場。

1曲目の「君が愛を語れ」を聴きながら、ASKAの声がすごくよく聴こ
えることに気付く。
いや、ASKAの声だけじゃない。
ASKA BANDの音全体がすごくストレートに迫ってくる。
なんかいいな。うん。さすがだな。
なんて改めて実感しながら、ステージをよく見ると・・・あれ?
もしかして・・・マニピュレーターさんがいない?
いやいや、私の席から見えてないだけかも・・・?
それにしても、打ち込みっぽい音が少ないよ・・・
気のせいかなぁ・・・


「待たせたね〜」で始まった最初のMC。
「神戸といえば・・・」
はい。そうです。
「新神戸駅で40円足りなかった事件」。
以前、FCの会報にも載っていた駅員さんとのやりとりをひとりで再現し
てました。


ほかのMCでは、SCENEVに70歳代のジャズプレーヤーがおふたり
参加してくれたという話から、人の縁のお話。
これはたぶん、どの会場でもしたんじゃないでしょうか。
「みんな、どこかでつながってて、もしかしたらこの会場にいる人みんな
親戚かも?」なんて言いだす始末。
「それは・・・寂しいな(笑)」とASKAさん自分で笑ってました。

「君が家に帰ったときに」の解説は、神戸でもやっぱりありました。
あ、でもサブタイトルとかは特に言ってなかったです。
そういえば、前回のASKAソロのツアーの時にも、この曲のときに確か
長々と話してた気がするんだけど・・・(笑)
ご自分の書いた歌詞がうまく伝わらなかったのがかなり気になってたよう
です。
(私も勉強中の身とはいえ、伝わらないもどかしさはよ〜く分かります・
・・)

それから、two-fiveツアーの福岡公演でステージから転落して左
肩を痛めた話から、香港整体師の話へ。
20年以上前にクリスタルキングとの野球の試合で股関節を亜脱臼したと
話しながら、
マーボー(ハイトーンボイスの田中昌之さん)のモノマネをかなりオーバ
ーに繰り返してた(笑)
どうやら、この香港整体師の話、ASKAさんご本人はかなりお気に入り
のようでした(笑)

そうそう。今回のコンサートですごく感動したことを。
MCの最中に、ASKAさんが澤近さんとアドリブでセッションして1コ
ーラス歌ってくれるコーナー。
この曲がすごいのなんの!鳥肌ものでした。
いや〜、プロってスゴイですね。
澤近さんが「今日はシンプルめに?」とか言ってたんだけど、
澤近さんが弾くコードの合わせてASKAさんがアドリブで歌う。
ASKAさんの歌うメロディを見計らうように澤近さんが次のコードを弾
く。
その繰り返しなんだけど、そのどれもがアドリブとは思えないフレーズば
かりで。
思わず「あ〜、このメロディを録音しておいて歌詞を書きたい!」って思
いました。
ホント、いい曲だったんだよなぁ。
スタッフさん、音源残ってませんか?(爆)
このツアーの間に10回くらいやったようで、ASKAさん曰く「アルバ
ム1枚できるじゃん(笑)」
いや、マジで熱望いたします。

メンバー紹介でのこと。
コーラスで参加してた一木さん、「福岡のチケットをすでにとってた」ん
だとか。(ASKAさん談)
ASKAさんの言葉に、ジャケットの内ポケットに手をいれる仕草までし
くれた一木さん。
自分が見る予定だったステージにパフォーマーの一人として立ってるなん
て、ご本人もさぞかしビックリされたんだろうなぁ。
ASKAさんの声をがっちり支える感じの骨太なボーカルが印象的でした


そうそう、メンバー紹介の時にマニピュレーターさんが参加してないこと
を確認しました。
どうりで、ASKAさんの水分補給のタイミングに合わせて間奏が長くな
ったりしたわけですね。
でも、それがかえってライブ!って感じでよかった。


「抱きあいし恋人」で本編が終了。
そそくさとステージから立ち去るASKAさんとASKA
 BANDの面々。
ものすご〜く不自然な流れに、
「あぁ、そうだ。ASKAソロはエンディングムービーがなくて、アンコ
ールがあるんだった」
と思いだしました(笑)

アンコールは、たぶんほかの会場とおんなじ3曲でした。

コンサート終了は、21時30分すぎ。
いやはや、大人のライブってやつを観せてもらった。
次のCHAGE&ASKAのライブを予感させてくれる、そんなステキな
ライブでした。
ちなみに…
posted by 薫 at 00:39| Comment(4) | TrackBack(2) | ライブレポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月09日

12/8 FriedPride with 妹尾武 ライブレポ

すごくかっこいいライブでした。
実は、FriedPrideのCDは一度も聞いたことなかったんです。
スイマセンm(__)m
でもね、それでも十分に楽しめました。
これぞプロ!って感じ。
シンプルに「ライブって楽しいな」と思いました。

ライブは2部構成でした。
まず1部は、FriedPride(ボーカル&ピアノのshihoとギターでリーダーの横田明紀男のジャズユニット)とサポートのパーカッションによるライブ。
1曲めの「ParttimeLover」がスティービー・ワンダーのカバー。原曲と全然違うアレンジだけど、かっこよかった。
2曲め以降は、オリジナルだったので、タイトルが分かりません(笑)
でも、どれもかっこいい。
普段、洋楽は聞かないし、英語は分からないので歌詞の意味は分からないんだけど、とにかくボーカルがパワフルで日本人離れしてて、かっこよかった。
ギターも一人で弾いてるとは思えないほどすごいテクニック。
なんであんなにかっこいいんだろ?(笑)

途中からパーカッションが入ったんだけど、がらりと雰囲気が変わって、これもまたかっこいい(笑)
パーカッションがホントすごくて、席がかなり離れてるにも関わらず凝視してしまいました。

1時間弱で1部は終了。
15分の休憩の後、2部がスタート。
真っ暗なステージに妹尾さんがひとりで登場。
客席からの拍手に、ピアノの前で客席にむかって深く一礼。
静かにピアノの前に座って「River of Dreams」を弾き始めました。
今、気がついたんだけど、私はこの曲を生で聴くのは初めてでした。
思わず目を閉じて聴きたくなったけど、もったいないので(笑)しっかりと妹尾さんの魔法の手を見てました。
2曲めからは、FriedPrideとパーカッションも合流。
私の席からは、妹尾さんとギターの横田さんが目で合図したりMCの時にヒソヒソ話してるのがよく見えました。
shihoさんが「妹尾さんと一緒にやれるのですごい楽しみにしてた」そうで、「(妹尾さんと)ふたりでやりたいから、あっち行って」と横田さんに言うので、客席は大爆笑。
ふたりで残ったステージで、妹尾さんを改めてご紹介。
「地元なんですよね?」
「はい。」
「神戸のどのあたりなんですか?」
「隣町の芦屋なんです。」
「えー!芦屋って…(いわゆる、えぇとこの)ボンじゃないですか!」
「いやいや、そういう豪邸とかプール付きの家とかは上のほうだけですよ。僕らなんかは普通ですから。」
なんて話で盛り上がってました。
妹尾さん、めちゃめちゃ緊張してたらしくて、「すごい震えてる」とshihoさんに言われてました。
妹尾さんとギターの横田さんが飲み友達だったそうで、意気投合して「今度、一緒にやりましょう」と約束して、今回のゲスト出演が実現したそうです。
「社交辞令で口約束だけって僕イヤなんです」と妹尾さん。
shihoさんが妹尾さんを知ったのは私と同じ、ゴスペラーズの「永遠に」だったそうで、この曲をふたりでセッションしてくれました。
その時、なんと!妹尾さんが歌ってくれたんです!
「今あなたのために〜」のあのフレーズを、妹尾さんが歌ってくれたんです。
あんまりビックリして、しばらくは息をするのを忘れてしまいました。
演奏前にマイクをセッティングしてたから、「もしかして…」と少し期待はしてたけど、あのフレーズを3回リフレインしてくれるとは思いもしませんでした。
あー、今思い出しても震えてきちゃうくらいにホントに素敵な声でした。
shihoさんの声で聴く「永遠に」もすごくよかったです。普段、日本語で歌うことはほとんどないとかで、かなり緊張されてたそうなんですが、「このバージョンでリリースしてほしい」とすら思うほど素敵な曲でした。
さらにもう1曲、FriedPrideとセッションして、妹尾さんは退場されました。

後半は再びFriedPrideとパーカッションでの演奏が続きました。なので、タイトルは覚えてません(笑)
でも、ライブハウスで聴いたらもっとかっこいいんだろうなぁ。
そういえば、OPトークでshihoさんが「皆さん、ここはライブハウスです(笑)」と言ってたっけ。納得。
本編ラストの曲で、再び妹尾さんが登場。
大きな拍手に包まれて、本編は終了しました。

アンコールでは、妹尾さんも登場。
この日(12月8日)がジョン・レノンの命日ということで、「イマジン」を演奏して、妹尾さんは退場されました。
FriedPrideはさらにもう1曲演奏して、ライブは終了しました。

終演後、サイン会のためにロビーへ。
酒造メーカーが協賛のライブだったので、抽選で日本酒をプレゼントするとのことで、座席番号の抽選結果を確認すると、飲めない私は見事、いただいてしまいました(笑)
サイン会の列に並んでいると、
「妹尾さんのCDを購入した方はこちらに並んでください」という声。
開演前に、「10人のピアニスト2」を購入していた私はそちらに並び直しました。
岡山から遠征してきた友人が後ろに並んだので、ふたりして震える手でCDを開けて妹尾さんを待ちました。
やがて、FriedPrideと妹尾さんが登場。
それぞれサイン会が始まりました。
「永遠に」の感動と想定外のサイン会で手も足もすごく震えてしまって、自分の番になっても震えがおさまらなくて、何を話したか覚えてません(笑)
6月の神戸・布引ハーブ園でのライブ以来で、年内は妹尾さんのライブは見られないと思っていたので、少し早いクリスマスプレゼントをもらった気分でした。
posted by 薫 at 21:47| Comment(2) | TrackBack(0) | ライブレポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月31日

AUN LIVE in 大阪BIG CAT

先週、AUNのライブを見に行ってきました。
AUN(あうん)とは、元・鬼太鼓座(おんでこざ)のメンバーだった井上良平・公平(双子の兄弟)から成る和楽器ユニット。
三味線や太鼓(桶胴太鼓や大太鼓など)、篠笛などから繰り広げる音楽は、伝統楽器でも新しい世界を見せてくれます。
今回は、初めてのオールスタンディングでのライブツアーということで、ちょっと楽しみにしていました。

会場の大阪BIG CATは、アメリカ村の中にあるBIG STEPというファッションビルの4F。
何年かぶりに行ったら、ちょっと迷いそうになりました(笑)
ひところは、月1ペースで行ってたんだけどなぁ…。
で、いざ会場に入ってみると、客席スペースの真ん中あたりから後ろにかけて、テーブルがいくつか置いてありました。
整理番号が一桁だったので、1列目のセンター確保!やったね!
グッズを購入して、自分の確保した場所に戻ってふと後ろを見ると…まだ客席はがらんとした状態。
…まぁ、仕方ないですよね。
だって、オールスタンディングだもん。
年配のファンには、正直ちょっとツライと思います。
ちなみに、うちの母もオールスタンディングだからあきらめた一人です。

さて、肝心のライブですが、やはりかっこよかったです。
良平さんも公平さんもバチが何本も折れるくらい力の入った演奏を見せてくれたし、1年ぶりに聴く生の太鼓の音はここちよかった。
ただ、去年なんばHATCHで見たライブのほうがPAのバランスとしてはよかったかも。
あまりにも間近で見ていたせいか、キーボードの音があまり聞こえませんでしたから。
あと、三味線の曲が思ったより少なかったことと、大太鼓がなかったのが残念でした。

それから…
これは私の気のせいかもしれないんだけど、
ややがらんとした客席を見た良平さんが、一瞬だけどくやしそうな表情を見せたような気がしました。
去年のツアーでは、小学生から年配の方まで、会場は文字通り老若男女でいっぱいだったからなぁ。
なんとなくわかるような気もします。
でも、あの太鼓のセットを並べるとなると、そこそこのキャパの会場じゃないと入らないからなぁ。
今度、生で見られるのはいつかまだわからないけど、次のライブに期待したいです。

posted by 薫 at 19:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ライブレポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月23日

CHAGE博2005 in ZEPP大阪

久しぶりに、ZEPP大阪に行ってきました。
CHAGE&ASKAのFCイベントじゃなかったら、たぶん足を運んでないだろうなぁってくらい、我が家からは遠いです。
でも、行ってよかった。
参加できてよかった。
CHAGEさんはすごいです。
音楽ってすごいです。
寒い中、会場のそばを流れる川のほとりで、足がパンパンになりながら開場待ちしたけど、そんなの関係ない!ってくらい、満足しました。

イベント自体はまだ続くので、ネタバレOKの方のみ続きをどうぞ…

続きを読む
posted by 薫 at 01:45| Comment(0) | TrackBack(5) | ライブレポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。